こんにちは!塾なし中学受験をしたこもんがです。
こもんがの塾なし中学受験をサポートしたままんがです!
こもんがは塾なし中学受験をしたのですが、まったく先取り学習をしないで受験勉強を始めてしまったため、思うように学習が進まないことがありました。
》【塾なし中学受験】先取り学習なしで後悔したこれだけはやっておくべきこと
ここだけの話ですが、こもんがが中学受験をしたときに、小学校で習う内容を終わらせる前に中学受験の勉強を始めてしまったのは、ありえないレベルのミスだったと思っています。
ままんがのような失敗を犯さないために、これから中学受験をする人には最低限の先取り学習は必ずやっておくことをおすすめしたいです。
ということで、この記事では中学受験をする場合におすすめの先取り学習教材を紹介していきたいと思います。
先取り学習に使う教材の選び方
最低限先取り学習をしておく必要がある内容
先取り学習についてはいろいろな考え方があるとは思うのですが、最低限やっておいた方が良いのは、算数の四則計算と面積です。
なぜかというと、このふたつができないと中学受験で最も大切な算数の特殊算を解く上で必要になる面積図が書けなかったり、解き方はわかっているのに計算ができないといったことになるためです。
また、漢字や語彙についても低学年のうちから取り組んでおくと受験勉強が本格化した時に読解や記述分野で有利になります。
そのため、先取り学習に使う教材は算数は必須、できれば国語も学習できるものを選ぶことをオススメします。
無学年式であること
先取り学習が可能とうたっている教材でも、よく調べてみると先取りは受講中の学年の内容のみだったり、受講中の学年で学んでいる単元に紐づいていないものは先取りできなかったりとさまざまです。
中学受験の準備としての先取り学習として使う場合は、こういった制約がなく無学年式のものを選ぶ必要があります。
算数検定や漢字検定の教材もおすすめ
算数の骨格となる単元や、国語の漢字・語彙の場合、中学受験のためだけに先取り学習をするといった形ではなく、算数検定や漢字検定の取得を目指しながら勉強してみるのもおすすめです。
先取り学習を始める頃は子供がまだ幼いので、何年も先の中学受験の話よりも、検定取得っていうわかりやすい目標があった方が、くじけずに頑張れますよね。
漢検や算数検定、英検などの取得級が一定以上の場合、推薦入試を実施している学校の出願要件を満たせるといったメリットもあります。
この記事で紹介する無学年式の教材は、算数検定を主催している日本数学検定協会と共同で開発したコンテンツを含む教材や、無料で漢字検定が受けられるキャンペーンを開催することがある教材も含んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。
スマイルゼミ
スマイルゼミは、教科書準拠の5教科が学べるタブレット教材です。
オンライン授業や、子供が喜ぶカラフルで動きのある教材で問題演習をすることができ、漢字の達成条件を満たせば、漢字検定を無料で受けられるキャンペーンを開催することもあります。
スマイルゼミは、学校の授業の予習・復習や家庭学習の定着を目的とした標準クラスと、やや難易度の高い問題に挑戦できる発展クラスがります。
そして、中学受験の先取り学習には、無学年方式で学習を進めることができる「コアトレ」の利用がおすすめです。
コアトレって?
コアトレは、スマイルゼミを利用すると追加料金なしで使える教科書準拠の無学年式教材です。
算数と数学では、中3までに学ぶほとんどの単元をカバーしており、計算や数量、図形など中学受験の勉強を始めるにあたって必要な知識を身につけることができます。
国語は漢字と言葉の知識を積み上げていくため、文章を読み解く力をつけることができます。
全額返金保証で、2週間のお試し利用が可能なのでぜひ使ってみてくださいね。
進研ゼミ
進研ゼミでは先取り学習ができる方法がふたつあるので順に紹介していきます。
考える力・プラス 中学受験講座
進研ゼミの小学講座では、小4以降の有料オプション教材として受講することができる「考える力・プラス 中学受験講座」で、指導要領の先取り学習を含めたカリキュラムで勉強を進めることができます。
ただ、「考える力・プラス 中学受験講座」の対象レベルは首都圏模試の偏差値55〜65程度になるので、もっと難易度が高い学校を狙いたい場合は、一年程度先取り受講しておいた方が良いかもしれないです。
小学講座
進研ゼミ小学講座は教科書準拠の内容が学べる紙媒体「チャレンジ」とタブレットで学べる「チャレンジタッチ」があります。
小学講座を使って先取り学習する場合、学年が上のものを前倒しで使うという形になるので、6年生の範囲まで一気に学習を進めることが難しいです。
でも、小学講座を受講していると追加料金なしで利用することができる「AI国語算数トレーニング」を使うと無学年形式で先取り学習を進めることができます。
AI国語算数トレーニングとは?
「AI国語算数トレーニング」は、進研ゼミの小学講座を受講していれば追加料金なしに使うことができる無学年式の教材です。
問題演習だけでなくて動画解説も用意されているので、子供が自分で勉強を進めることができます。
中学受験の先取り学習として必須となる計算については、レベルをチェックして子供に合った問題からスタートできるので学習にも無理がありません。
学習できるのは以下の内容なのですが、中学受験前の先取り学習にピッタリの内容になっているだけでなく問題数も充実しています。
【国語】
「漢検対策(漢字)」「語彙・読解」 16,000問以上
【算数】
「計算集中」「図形・数・量」 13,000問
小1から始めることができるので、ぜひ利用してみてくださいね。
すらら
すららは、PCやタブレットを利用してゲーム感覚で学習を進めることができる無学年式のゲーミフィケーション教材です。
対話型のアニメーションとスモールステップで学習を進めることができるほか、AIが「つまづきの原因」になっている単元を診断し、さかのぼり学習をすることもできます。
脳科学の研究医では記憶の維持には言語と視覚の力が使われている点に着目し、文字・イラスト・音声を結びつけた多感覚学習を提案しています。
受講教科も、小1から小6の4教科が学べるコースや、小1から中3の英数(算)国の3教科、または5教科を学習できるコースなど選択肢が豊富です。
中学受験を考えている場合、算数と国語だけの先取り学習をしておきたい場合は3教科コース、理社も先取り学習したいといったに場合は4教科コースがオススメです。
また、すららでは、算数検定の主催団体である日本数学検定協会と共同で開発した、合格判定つきの「算数検定・数学検定 実力診断テスト」を使うこともできます。
無料体験もできるので、ぜひ資料を取り寄せてみてくださいね。
スタディサプリ
月々2,000円程度で小1〜大学受験対策講座まで使い放題の動画教材です。
動画+テキストを使った問題演習という形式で勉強を進めるため、より学校の授業に近い形で勉強をすることができます。
また、教科書準拠の内容を勉強する基礎編の他にも応用編があり、応用編を使うと中学受験の対策をすることも可能です。
基礎編の場合、講義と教科書の対照表もダウンロードすることができるので、学校の進度と照らし合わせながら無駄なく先取り学習を進めることができます。
ほかの教材よりも圧倒的にコスパが良いにも関わらず、イラストや音声ではなく「人」からの授業を受けることができる点も学習が単調にならないのでおすすめです。
こもんがも中学受験を通して3年間スタディサプリを使ったのですが、結果も満足度も100%以上です!
スタディサプリは2週間無料体験ができるので、ぜひ利用してみてくださいね。オススメです!
※無料期間は申込日が1日目となります。
算数検定や漢字検定用の教材
親御さんが勉強を教えられるようであれば、算数検定や漢字検定の教材を使って先取り学習をするのもおすすめです。
算数検定や漢字検定で使える教材については以下の記事にまとめてあるので、興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
検定に合格すると学習のモチベーションもアップするので、ぜひタブレットの学習と合わせて挑戦してみてくださいね。
まとめ
中学受験で先取り学習に使える教材について紹介してみました。
実はここで紹介した以外にも色々な教材を調べてみたのですが、先取りできるのが1学年上までだったり、基本料金の他に教材使用料がかかったり、学習している内容につながる単元があった場合のみしか先取り学習できなかったりと、なかなか良さそうな教材がありませんでした。
オンライン学習教材はたくさんあるんですけど、無学年式で先取り学習ができるものってそれほど多くないんだなっていう印象です。
この記事で紹介しているものは、どれも無学年式で追加料金もかからずに算数と国語を先取り学習できるものばかりなので、ぜひ利用してみてくださいね。
なお、家庭学習での中学受験準備を検討している方は、ぜひ以下の通信教育の比較記事もご一読ください。
中学受験向けの通信教育の場合、指導要領の内容も織り交ぜたカリキュラムになっている場合があるので、先取り学習のことを考えるのが面倒な人にはオススメです。
この記事が中学受験の先取り学習を考えている人の参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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