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こんにちは!こもんがの塾なし中学受験をサポートしたままんがです。
この記事では、中学受験の勉強が本格化する前に算数検定を受検するメリットと、おすすめの教材について解説していきたいと思います。
算数検定の概要
まずは簡単に算数検定の概要を解説しておきたいと思います。
算数検定の受験者数
算数検定って、漢字検定に比べると受検する人が少ないですよね。
たとえば、2021年度のデータを見ると漢字検定の志願者数は1,709,961人であるのに対して算数・数学検定の志願者数は354,000人と漢字検定の5分の1程度の志願者数になっています。


算数・数学検定は、普段生活する上で必要になる読み書きと直結した漢字検定とは違い取得のメリットがイメージしづらく、受検者となり得る層が限定されるためかもしれないですね。
出題内容
級ごとの検定内容は以下のようになっており、算数検定と呼ばれる11級〜6級は小学校レベルの問題が中心に出題されます。

実は、こもんがも小5の時に学年相応レベルの7級を受検したのですが、内容が学校で習う内容そのものだったため、正直なところあまり受検する意味はないと思いました。

でも、これは学年相応レベルの級を受検したためで、低学年のうちから小6レベルの6級を目指して勉強していたら、中学受験に向けた先取り学習をすることができていたのにと感じました。
中学受験を考えている場合に算数検定を受検するメリット
先取り学習のモチベーションを保ちやすい
中学受験で学習の中心となる算数の特殊算を学ぶためには、小学校の学習指導要領レベルの知識がないと学習を進めていくことが難しいです。
そのため、早い時期から中学受験を考えている家庭の場合、計画的な先取り学習を進めるケースも多いと思います。
先取り学習は、特に子供が幼いと先の長い中学受験のことをイメージしづらく「やらされている感」を感じ受動的な学習になってしまうリスクがあります。
でも、算数検定を数ヶ月ごとに受検すると、子供にもわかりやすい形で目標を達成させることができるので、学習のモチベーションが保ちやすく意欲的な学習に繋げることができます。
推薦入試の出願要件を満たせる
算数検定で一定レベル以上の級を取得していると、推薦入試を実施している学校の出願要件を満たせる場合があります。
(数学検定協会の公式サイト:入試優遇措置校一覧参考)
早い時期から計画的に中学受験の準備を進める場合は先取り学習が必須なので、学習したことが推薦入試の要件を満たせる算数検定の取得につながるのはメリットになりますよね。
教材が豊富
算数検定の場合、小学校の算数程度とそれほど複雑な内容ではなので問題集や参考書以外の教材を使って勉強することもできます。
ちなみにこもんがは先取り学習をせずに中学受験の勉強に着手してしまったため学習が滞ってしまうことがありました。
この記事を読んでくださっている方々はしっかりと必要な先取り学習をして、ままんがのような失敗を犯さないことを願います。
》【塾なし中学受験】先取り学習なしで後悔したこれだけはやっておくべきこと
以下、算数検定の勉強に使えるおすすめの教材を紹介していきたいと思います。
算数検定の学習に使えるおすすめの教材
日本数学検定協会のコンビニプリント教材
算数検定を主催する日本数学検定協会は、コンビニプリント教材としてミニドリルや過去問を販売しています。
でも、ミニドリルA3用紙1枚分で100円、過去問題は1回分で300円と問題集に比べると割高です。
過去問については「検定問題」「解答用紙」「模範解答」がセットになっているので良さそうなのですが、特に理由がない限り参考書や問題集を購入した方が経済的かもしれないですね。
算数検定対策ができる問題集・参考書
紹介している問題集・参考書は、すべて算数検定を実施している日本数学検定協会出版・監修のものになります。
就学前の子供でも使えるものも紹介しているのでぜひ利用してみてください。
親子ではじめよう 算数検定
親子で始めよう算数検定のシリーズは、単元ごとの重要な学習ポイントと、解説、例題、練習問題が掲載されているほか、別冊のミニドリルには計算問題も収録されています。
11級から6級まで揃っており、問題数もそれほど多くないので、特に小学校入学前に小1の範囲から先取り学習をしておきたい場合にオススメです。
受けよう! 算数検定
受けよう!算数検定のシリーズは、8級〜6級まで対応している問題集なのですが、過去問が2回分ついています!
小3から小6の範囲に対応しているので、中学受験の先取りで使うにはちょうど良い範囲感になると思います。
実用数学技能検定過去問題集 算数検定
実用数学技能検定過去問題集 は過去問が6回分収録されています。
受検級の実力が固まったら一度は通しておくことをオススメします。
算数検定対策におすすめのICT教材
タブレットなどを利用して無学年式で算数の勉強がができるICT教材はいくつかあります。
》【中学受験】先取り学習ができる無学年式のおすすめ教材と選び方【塾なし】
この記事では、特に算数検定におすすめの教材のみ紹介してみたいと思います。
すらら
すららは、PCやタブレットを利用してゲーム感覚で学習を進めることができる無学年式のゲーミフィケーション教材で、脳科学の研究医では記憶の維持には言語と視覚の力が使われている点に着目し、文字・イラスト・音声を結びつけた多感覚学習を提案しています。
すららが算数検定を考えている人におすすめの理由は、算数検定を主催している日本数学検定協会と共同で開発した合格判定つきの「算数検定・数学検定 実力診断テスト」を提供しているためです。
このコンテンツは、算数検定・数学検定の診断テストに加えて、復習カリキュラム・対策コースも受講できます。
すららは、無料体験ができるのでぜひ資料を取り寄せてみてくださいね。
算数の基礎を学べる学習ゲーム
ゲームには抵抗を感じる親御さんも多いとは思うんですけど、参考書や問題集での勉強に抵抗を感じる幼い子供にはとても魅力的な学習ツールです。
基本的に子供向けの学習教材として発売されているものはそれほど心配することはないのですが、選ぶ際は表現内容の指標であるCEROレーティングマークが全年齢対象である「A」であるかを確かめておくと良いかもしれません。
ドラえもん学習コレクション
ドラえもん学習コレクションは算数・国語・英語・考える力をあそびながら身につける任天堂Switch用の学習ゲームです。
前身となっているのは3DSで大人気だった楽習ソフトシリーズなのですが、算数の場合、年中~小学1年生レベルの「数のおけいこ」や「たし算・ひき算」からスタートして、小学2年生の「九九」や小学3年生の「わり算」まで楽しみながら学習することができます。
勉強の息抜きとしても苦にならずに楽しめるので、ぜひ利用してみてくださいね。
まとめ
算数検定におすすめの教材と、中学受験の準備として算数検定を利用するメリットをまとめてみました。
親御さんが教えることができれば問題集や参考書、教えることが苦手だったり、時間がない場合はすららの利用がオススメです。
ぜひ算数検定を中学受験の準備に活用してみてくださいね。
この記事が中学受験を考えている人の参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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