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中学受験の専願入試・推薦入試とは?メリット・デメリットと実施校一覧

中学受験といえば、遊びや習い事を我慢してしっかりと勉強しなければいけないっていうイメージがありますよね。

でも、10歳前後の子供にやりたいことを我慢させて勉強をさせるのは心苦しく感じる親御さんもいるんじゃないかなって思います。

ままんが
ままんが

ままんがの周りでは、専願入試や推薦入試を利用して中学受験をしたケースいくつかありました。

その時に、専願入試や推薦入試は、勉強とそれ以外の活動のバランスを取りたい人達にはすごく良い方法だなと感じたのですが、その割に中学受験における推薦入試や専願入試の情報が少ないことに気がつきました。

なので、この記事では以下の内容を書いてみたいと思います。

専願入試・推薦入試の概要

専願入試・推薦入試の実施校一覧

記事の後半には、専願入試や推薦入試が受けられる学校の一覧もあるのでぜひ利用してみてください。

推薦入試・専願入試とは?

まずは入試区分なのですが、学校によって「推薦入試」「専願入試」「第一志望入試」「AO入試」「推薦(専願)入試」といったように色々な呼称があります。

呼び方は違うのですが、共通点として以下のような特徴があります。

一般入試と比べて受験する科目数が少ない、問題の難易度が低い、点数の加点などがある。

合格したら必ず入学することを条件にしている。

出願の条件

特に推薦入試と謳っている学校では、出願に際し以下のような条件を求めてくる場合もあります。

学校の成績の評定が一定水準以上。

出欠状況に問題がない。

児童会などの活動をしていた。

スポーツや芸術、プログラミングなどの活動をしている。

英検や漢検などの資格を持っている。

出欠状況や学校の成績が必要になる場合は、基本的に5〜6年時のものが必要になる学校が多いです。

また、課外活動や資格の保持を条件としている学校は、資格を証明できる書類や賞状、競技成績の記録などを求められる場合もあります。

学校主催の体験学習やプレテストが必要な場合もある

関東圏ではあまり見かけないのですが、関西地方の場合、出願資格を得るために事前の体験学習や学校主催のプレテスト、書類による事前審査を要求してくる学校があります。

特に体験学習を受けなければならない場合、夏休み前に申し込みを終了する学校もあるので、こういったタイプの学校を受験する予定の場合は早めの準備が必要になります。

ちなみに事前のテストを求める学校の場合は、算数や国語などの教科系科目が入試本番では必要なくなり、作文と面接のみになる場合もあります。

推薦のタイプについて

推薦入試には色々な区分があるのですが、代表的なものとしては以下のようなものがあります。

自己推薦。

小学校や塾などの教育機関からの推薦。

スポーツ団体などの習い事からの推薦。

どの出願区分でも、ほとんどの場合は受験校から提出する書類の書式が提供されており、活動の記録やアピールできるポイントなどを記入します。

なお、教育機関からの推薦については、学校長推薦のほかに、珍しいところでは塾長推薦を取り入れている学校もあったりします。

その場合には模試での偏差値などを証明する書類が必要になる場合もあります。

専願入試のタイプ

推薦入試については一般入試日よりも前に試験が行われることが多いのですが、専願入試の場合は以下のようにいくつかのタイプがあります。

一般入試よりも前に行われる専願入試。

一般入試と同日に行われる専願入試。

一般入試の後に行われる専願入試。

一般入試よりも前か同日に開催される試験では、専願での出願による加点があったりと合格しやすくなるのですが、一般入試の後に行われる専願入試については難易度が高くなる傾向があります。

専願入試・推薦入試のメリット

推薦入試や専願入試を受けることで受けられるメリットは学校によってさまざまなのですが、代表的なものをいくつか挙げてみると以下のようになります。

一般入試では4教科必要なところが、推薦入試や専願入試だと2教科になる。

受験科目が作文と面接のみになる。

問題の難易度が下がる。

専願だと加点がある。

上記の内容から、「一般入試よりも合格しやすくなる」ことが最大のメリットになるかと思います。

また、必要になる学力のハードルが下がるため、勉強以外の活動を継続しながらの中学受験や、小6から中学受験の準備を始めた場合でも合格できる学校の選択肢を広げることができます。

小6から中学受験はできる?失敗例と成功例から考える合格しやすい受験方法とおすすめの勉強法

専願入試・推薦入試のデメリット

塾で何年間か中学受験に向けて勉強をしていた子供たちと机を並べることになるので、入学後の勉強が大変なようです。

特に塾なしで、かつ基礎学力レベルの入試問題で合格した場合には、例えば計算におけるテクニックといったような基本的な段階で塾通いをしていた子供たちと比べて力量に差があります。

なので、入学後はしっかりと勉強をする必要があることを理解しておかないと戸惑ってしまうかもしれないです。

逆に言うと、しっかりと勉強をして実力をつけたいと思っている場合には良い環境になるのかなと思います。

専願入試・推薦入試実施校一覧

専願入試や推薦入試を実施しているかどうかの調べ方なんですけど、基本的に募集要項を見るのが一番良いです。

ままんが
ままんが

でも、全ての学校の募集要項を見るのって大変ですよね。

ということで、推薦入試や専願入試を実施している学校を一覧にまとめてみました。

現時点で確認が取れたもののみなのですが、よかったら学校選びの参考にしてください。

関東・東北地方で推薦入試・専願入試を実施している中学校

中部地方で推薦入試・専願入試を実施している中学校

関西地方で推薦入試・専願入試を実施している中学校

中国・四国地方で推薦入試・専願入試を実施している中学校

九州・沖縄地方で推薦入試・専願入試を実施している中学校

*リストを作成するにあたっては育伸社さんの学校情報を参考にしました。

まとめ

特に推薦入試は、学校での成績が良かったり、資格を持っていたり、習い事での実績がある場合などには、それまで頑張ってきたことがそのまま中学受験につながるのでおすすめです!

傾向として同じ県内にある学校の場合は推薦入試の出願条件や、専願入試の実施方法が似ている場合が多いので、対策も立てやすそうです。

こもんがは習い事を続けながら塾なし中学受験をしたのですが、小学生の頃から継続して打ち込んでいることがあるのは、特に思春期に入ってからメリットが多いと感じています。

習い事を続けながら中学受験したい場合や小6から中学受験を思い立った場合にはぜひ検討してみてください。

ままんが
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