中学受験をする場合、算数って絶対に外すことのできない科目です。
でも、中学受験の算数は、中学受験に関わったことがある人でない限り、独特の解法に戸惑うと思います。
ままんがも、受験算数は自分で教えることはできないと自覚していました。
ですが、スタディサプリを中心に算数の勉強をしたこもんがは、小6の夏休みまで週5回の習い事を続けながら塾に通わずに中学受験をして、Z会で難関校レベルとされている学校に合格しました。
この記事では、こもんががスタディサプリを使って受験算数の勉強をした方法を中心に、スタディサプリの構成やなども合わせて紹介します。
スタディサプリを使った受験算数の勉強法に興味がある人はぜひ参考にしてださい。
スタディサプリの動画とテキストの構成
スタディサプリを使って受験算数の基礎を固めた時の学習方法
学習の過程におけるこもんがと、親であるままんがの奮闘の様子
スタディサプリの算数応用編で到達したレベル
まず、こもんががスタサプを使って算数を勉強して到達したレベルは以下のようになります。
四谷大塚の「四科のまとめ」で例えると・・・
やや難易度が高い黒番号の問題は、解答に時間がかかる、または間違えるが、解説を読めば理解し再度間違えることは稀。
白番号の問題は、ほぼ完璧で解くスピードも早い。
四科のまとめ:偏差値55〜60程度
受験算数の基礎が固まったという印象ですが、正直なところ、家庭内に受験算数を教えられる人材がいない我が家でここまでいけるとは思っていませんでした。
また、こもんがはこの後に取り組んだ本番レベルの問題に対する反応もとても良かったです。
わかる人にはわかってもらえると思うんですけど、算数ってここまでくると「問題を理解するのに苦労する」よりも、「問題を解けたことに対する達成感」を感じることの方が多くなるので勉強をするのが楽になります。
あとは、いろいろなパターンの問題を数多くこなしていくだけの、まさに勝ちゲーといった状態です
スタディサプリの構成
こもんががスタディサプリを使って学習した時の手順と当時の様子の前に、まずは、スタディサプリがどんなものか説明しておきたいと思います。
スタディサプリでは学習テーマ(単元)を講義毎に分けており、基本的に「1講義=1単元」といった構成になっています。
そして、ひとつの単元が複数の講義にわたっている場合は、後の講義ほど応用的な内容になっていきます。
「講義」はさらに「チャプター」という単位に分けられており、チャプターが進むにつれ難易度も増します。
従来からある紙媒体の教材とスタディサプリの大きな違いは、学習を進めていく上で動画と付属のテキストを併用する点になります。
スタディサプリの動画について
スタディサプリの動画には以下のような特徴があります。
チャプターごとに10分程度の動画が用意されている。
スタディサプリに付属しているテキストの「例題」と「練習問題」の解説で進行する。
スタディサプリ算数応用編の動画はとても良くできていて、解説がわかりやすいことはもちろんなのですが、直接的には単元の学習テーマではないけれども、問題を解くにあたって必要になる知識についても説明があるなど、中学受験で必要になる知識を余すところなく学べる構成になっています。
たとえば、相似の問題の解説では内項の積や外項の積について、規則性の問題では平方数についてなど、紙媒体の教材では省かれがちな内容についてもわかりやすく説明してくれています。
こもんがと一緒に動画を見ていて思ったのですが、算数の応用編を担当されている繁田先生は、中学数学の範囲である比例式といったような考え方までも小学生にわかるように説明するのが本当に上手です。
おそらく意図的に、その時点で本当に必要になる内容のみの説明にとどめているため、生徒側で思考の混乱が起こらず説明されたことがそのまま頭に入ってきます。
重要なポイントは強調するけれども、冗長的な説明はしない、とても優秀な講師だと思いました。
スタディサプリのテキストについて
テキストの構成
スタディサプリのテキストは、「例題」「練習問題」「確認問題」で構成されています。
そして、それぞれの問題の用途は以下のようになっています。
「例題」・「練習問題」→ 動画で単元の内容を解説するために使われる
「確認テスト」→ 理解の確認と復習に使う
なお、復習に使う「確認テスト」は、単元内容の解説に使われる「練習問題」にそっくりで、学んだばかりのことを無理なく確認できる構成になっています。
テキストのレベル
スタディサプリのテキストに掲載されている問題のレベルは受験算数の基礎で、偏差値でいうと55〜60程度のレベルです。
具体的な例を挙げると、四谷大塚の「四科のまとめ」の中で難易度が高めと言われている黒番号の問題の中には、若干スタディサプリのテキストよりも難しい問題もあるかな、といった程度になっています。
「四科のまとめ」と「スタディサプリ」の両方を見たことがある人には理解してもらえると思うのですが、スタディサプリと四科のまとめはそっくりな問題が多いです。
もしスタディサプリの無料体験を利用することがあれば、動画だけでなくテキストの内容を確認してみてください。
特に中学受験の算数に知見がある方の場合、必須問題が網羅されていることを確信してもらえると思います。
スタディサプリで算数を学習した時の具体的な手順
ここからは、スタディサプリの算数(応用編)を使ってこもんがが中学受験の勉強をした時の具体的な手順を書いてみたいと思います。
すごくざっくり言うと、以下のような流れで勉強をしました。
各学年の講座を2周した後、全ての学年の講座を総復習。
これを図に表すと、以下のようになります。
各学年の講座1周目の勉強方法
スタディサプリで勉強する際、達成したい目標や学習の手順は周回ごとに変えていました。
1周目では単元のテーマになっている内容の基本的な考え方や解法を学ぶことが目的なので、動画が学習の中心になります。
なので、1周目では以下のような目標と手順で学習を進めました。
目標
講義前半のチャプターで解説される基本的な考え方と解法をしっかりと理解する。
手順
「動画」で先生の解説を聞いた後に「確認テスト」を解く。
先に説明した通り、スタディサプリは講義後半のチャプターになるほど難易度が高くなっていきます。
レベル的には四科のまとめと同程度で、偏差値で言うと55〜60くらいのレベルになるので1周目でここまで理解しようとするのは無理がありました。
試行錯誤を重ねた結果、1周目は講義前半の基本的な考え方の理解につとめ、実力がついてきたら講義後半のチャプターの内容を理解していく流れが負担が少なく効率も良かったです。
また、学習を進めていく上で必要だと感じた場合はスタディサプリの算数(基礎編)で関連する単元を学習することもありました。
なお、1周目の学習手順を図にまとめると以下のようなイメージになります。
各学年の講座2周目の勉強方法
1周目の学習が終わったら2周目に入ります。
2周目の勉強をするときは、1周目と違い以下のような手順と目標で勉強を進めていきました。
目標
講義後半のチャプターで解説される問題の解法も理解できるようになる。
手順
まずは「練習問題」を解き、わからない場合は動画で解説を聞き「確認問題」を解く。
学習の手順として、なぜ復習用の「確認問題」ではなく「練習問題」を解くのかと言うと、「練習問題」であればわからなかった時に動画で先生の解説が聞けるからです。
スタディサプリの「確認問題」と「練習問題」の問題はそっくりで、違うのは数値くらいです。
なので、質問をすることができない塾なし中学受験の場合はこの手順で学習を進めるのがおすすめです。
また、この時に解けなかったり、解答に時間がかかった問題は総復習で使うのでわかるようにしておきました。
参考までに、2周目の学習手順を図で表すと以下のようになります。
総復習1週目の勉強方法
総復習1週目では、今までに学習した内容の確認と苦手な単元をなくしていく必要があります。
以下のような目標と手順で学習を進めていきました。
目標
今までに学習した内容の確認と弱点の強化。
手順
・各学年で2周目の勉強をした時に解けなかったチャプターの「練習問題」を解き、わからない場合は動画で解説を聞き「確認問題」を解く。
・苦手な問題は四科のまとめやすぐる学習会の問題にも取り組む。
本当に理解できているか怪しい単元については、四科のまとめや、無料で使えるすぐる学習会さんの類似問題などを利用して弱点の補強をしていきました。
この時に使ったスタディサプリ以外の教材については以下の記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。
》【体験談】算数はスタディサプリ+教材2つで塾なし中学受験した話
総復習2週目の勉強方法
総復習2週目では以下のような目標と手順で学習を進めていきました。
目標
抜けている知識がないかの確認。
手順
総復習1周目で間違えた問題や、時間がかかった問題に取り組む。
スタディサプリを使った学習手順まとめ
では、ここまでに説明した学習手順の全体像をフロー図でまとめておきたいと思います。
※できなかった場合は、動画で「練習問題」の解説を見てから「確認テスト」を解く。
※できなかった場合は、動画で「練習問題」の解説を見てから「確認テスト」を解く。
※できなかった場合は、動画で「練習問題」の解説を見てから「確認テスト」を解く。
※わからない場合は動画で解説を聞き「確認問題」を解く。
※苦手な問題は四科のまとめやすぐる学習会の類似問題を利用して補強。
次章からは、スタディサプリを使って勉強した時のこもんがとままんがの奮闘の様子を書いていきたいと思います。
各段階ごとの体験談になるので、学習を進むにつれて成長していく様子がわかります。
スタディサプリを使って受験算数の勉強をしようと思っている場合はぜひご一読ください。
読んでもらうと、特に学習初期に感じる不安を解消してもらえるのではないかと思います。
学習初期における壊滅的な状態から算数の楽しさを感じるようになるまでの過程は、スタディサプリを使う予定がなくても、中学受験の勉強をしようと思っている人の参考にもなると思います。
スタディサプリを使って算数の学習を進めた時の様子
基本的な学習の流れに沿って、1周目では動画を中心に「確認テスト」を解き、2周目は「練習問題」を中心に学習する流れで勉強しました。
動画で学んだことを「確認テスト」で再現できない場合はもう一度動画を見て「練習問題」を復習し、再度「確認テスト」に取り組むこともありました。
ときには小4〜小6の基礎編も利用して理解を深めることもあったので、講義を終えるために想定していたよりも倍以上の時間がかかることもありました。
また、勉強を始める前には前回学んだことの復習もしていました。
スタディサプリで4年生の内容を学習した時(1周目)
こもんがの様子(4年・1周目)
一言で言って、「絶望的」という言葉がぴったりの時期でした。
公立小学校に通っていたせいもあるのか、問題文を図式化し解答を導き出すという作業は、ほとんど遭遇することがなかった概念のようで、戸惑いを隠せない様子が伺えました。
頭の中だけで考えて問題を解こうとしたり、動画で習った方法ではなくオリジナルな解法を編み出そうとするなど、まったくもって光が見えません。
救いはスタディサプリで算数の応用編を担当されている繁田先生の解説がわかりやすいことと、動画を見る事がまったく苦痛ではない様子だったことです。
ただし、先生の説明がわかりやすいこととこもんがの能力は比例しないようで、講義前半のチャプター1やチャプター2の考え方は理解できても、チャプター3あたりから怪しく、それ以降のチャプターの内容については話にならないレベルの単元もありました。
ままんがの様子(4年・1周目)
ずっと隣について、一緒に勉強していました。
こもんがのあまりのひどさに、「なんでわかんないの?」「え?先生そんなこと言ってなかったよね?」「真面目にやってる?」などなど、心の中に湧き上がってくる負の感情を抑えることに必死でした。
とにかく、この頃が一番大変でした。
この時期を表すと「忍耐」または、「暗黒期」といったところです。
勉強が週1回だったので持ちこたえましたが、週2だったらこもんがより先に挫折していたかもしれません。
中学受験をあきらめることもできたのですが、とりあえず6年生の単元まで一通りやってみようと思っていました。
スタディサプリで4年生の内容を学習した時(2周目)
こもんがの様子(4年・2周目)
4年生の講義を1周したせいか、問題を図式化した方が解きやすいと理解したようでした。
でも、書き上がった図や式は、数値や配分、位置がおかしかったりと、問題を解くにあたって逆に障害になっているような状態でした。
講義前半で習う基本な考え方は理解できるようになりましたが、後半の、特に単元の最後の問題については、
もしかしたら、なんとなくわかった、ような気がする、かもしれない。たぶんね。
といった程度のものもありました。
ままんがの様子(4年・2周目)
スタディサプリの構成とこもんがの実力を把握し、講義後半の問題については、現時点では理解できなくても良いと居直るようになりました。
どんなに良い解説でも、実力に見合わない問題は表面的にしか理解できないということを悟ったためです。
問題を正しく図式化することすらできず、筋道立てて考える力もついていないのに、「解け」と言ってもできるわけがありません。
単元後半の、無理そうだなと思った問題は、深追いするのをやめました。
相変わらずこもんがの隣で一緒に勉強していました。
スタディサプリで5年生の内容を学習した時(1周目)
5年生の算数は、講義数も4年生の頃から倍で難易度も上がり、初めて学ぶ概念が数多くありました。
こもんがの場合、6年生の内容を勉強をした時よりも、5年生の内容を勉強した時の方が、終えるのにはるかに多くの時間がかかりました。
動画を見ても理解が怪しそうな単元は、スタディサプリの小5〜小6の基礎編を利用して基礎の基礎から確認することもありました。
こもんがの様子(5年・1周目)
おかしな図を書くことも減り、問題文を図式化したものから解答を導き出すという流れが身についてきました。
にもかかわらず、講義後半の問題については、説明を聞いてもなぜそうなるのか理解できない問題も数多くありました。
動画の内容は理解できたように見えても、自分でやってみると解けないこともありました。
理解するために不足してる知識があると感じた場合は、関連がある単元をスタディサプリの基礎編を使って、基礎の基礎といったレベルから勉強しなおすこともありました。
こういった単元については、学習により多くの時間が必要になりました。
ままんがの様子(5年・1周目)
4年生の最初の頃と比べるとだいぶ気持ちの余裕がでてきました。
繰り返して学習するとできなかった問題もそれなりに形になるということを発見し、1周目はできなくても当たり前だと考えるようになりました。
でも、5年生で習う内容は4年生の頃と違って学習するのが大変だなと思っていました。
この頃もまだ隣に座って一緒に動画を見ていました。
スタディサプリで5年生の内容を学習した時(2周目)
こもんがの様子(5年・2周目)
問題の図式化も板につき、論理立てて問題に取り組むようになってきたようでした。
「なんとなくわからない」のではなく、「この部分はどうしてこうなるのか?」や、「ここから先の考え方が理解できていない」といったように、つまづいているところを具体的に示す発言に変化してきました。
でも、5年生の範囲は覚えることが多くて2周目に入っても確認しなおすことが多かったです。
「なんとなくわからない」と言っているような問題は、特に時間がかかりました。
ままんがの様子(5年・2周目)
5年生の内容を終えるのに予想外に時間がかかってしまい、本番までに必要なことを終えられるか不安を感じていました。
2周目の範囲に入ったあたりで5年生になったこともあり、それまで週末のうち1日だけ勉強していたのを、週末は2日とも勉強することにしました。
習い事でイベントや用事がある時には勉強できない時もあったのですが、いずれにしても習い事と合わせて全く休みのない状態になってきたので、健康管理に気をつけていました。
スタディサプリで6年生の内容を学習した時(1周目)
6年生で学習する内容は、5年生で習った内容よりも複雑ではあるのですが、これまでに習ったことがある概念の応用や組み合わせといった印象の単元が数多くありました。
スタディサプリでは、6年生の講座のうち後半の10講義分は3年間の総仕上げといった内容になっており、この頃はより実践的な学習できました。
5年生の講座より6年生の講座の方が時間がかからなかったよ
こもんがの様子(6年・1周目)
この頃になると、問題を解くことを楽しいと感じるようになってきたようで、学習の難易度は高くなっているにもかわらず、こもんがが受ける負荷は減ってきたように見受けられました。
ただ、理解が怪しい単元については、関連する5年生の単元に戻って再度学習し直すこともありました。
時計算が大の苦手のようでした。
ままんがの様子(6年・1周目)
学習が安定してきたこもんがに一安心です。
5年生の内容を学習した時は予想外に時間がかかったため、6年生の単元については心の準備をしていたのですが、割と計画通りに学習できて拍子抜けしました。
スタディサプリで6年生の内容を学習した時(2周目)
こもんがの様子(6年・2周目)
速さも割合も数論も図形も理解できているようなのですが、とにかく時計算が問題です。
動画では、基本的な部分から丁寧に説明されているにもかかわらず、腑に落ちない部分があるようでした。
これまでは、苦戦した単元も、2周目に入る頃にはそれなりに理解していたのですが、時計算については、理解できないというよりも、理解するための回路を持ち合わせてないといった印象でした。
時計算の練習問題と確認テストは、おそらく何度も繰り返し復習したため暗記してしまい、解答はできていましたが、
なんで正解なのかわからない。
といった状態でした。
ままんがの様子(6年・2周目)
こもんががなぜ時計算を理解できないのか不思議でした。
こもんがと一緒に、何度も何度も何度も何度もくりかえし動画を見たままんがは理解できていたので、こもんがに説明をしても「わかるんだけど、わかんない」といったような反応でした。
これは4年生の内容を学習した時にも経験した、「今は無理なやつ」なのかもしれないと思い、次に行くことにしました。
総復習をした時(1周目)
総復習では単元の最終問題も含めて考え方を理解し、解けるようになることが目標です。
まずは、各学年で2周目の勉強をした時に解けなかったチャプターの「練習問題」に取り組みます。
そして、それまでと同様、解けなかった場合は「練習問題」に対応する動画を見て、「確認テスト」を解きます。
この時、間違った問題や理解が怪しい問題は再度取り組めるようにわかるようにしておきました。
こもんがの様子(総復習・1周目)
時折手こずることもありましたが、不正解だった場合も動画や解説をみると納得し、全く理解ができないということはほぼなくなりました。時計算を除いて。
全ての問題の考え方を理解した上で正答を導き出せるようになるのが目標なので、理解が浅いと思われる単元については、四科のまとめやすぐる学習会の類似問題も利用して、弱点をつぶしていきました。
ままんがの様子(総復習・1周目)
理解が浅いと思われる問題については、スタディサプリ以外のアプローチをする必要があるように強く感じていました。
こもんががどの部分を理解できていないのか、わかる人が見ればすぐに解決したと思うのですが、残念ながら我が家にそんな人材はいません。
困ったなと思っていました。
》【塾なし中学受験】わからない問題はどうするの?質問できる?解決方法6選
総復習をした時(2周目)
総復習2周目では、1周目に間違ったり、解くのに時間がかかった問題に取り組みました。
こもんがの様子(総復習・2周目)
問題を解くスピードがとても速くなりました。浮かんでくる解法に手が追いつかなく、解答が殴り書きのようになることもありました。
数問を残し、間違えることはほぼなくなりました。
ここでスタサプは一旦卒業し、すぐる学習会や四科のまとめの問題を中心に学習を進めていくことにしました。
ままんがの様子(総復習・2周目)
間違えてしまう問題が気になりつつも、こもんががスタディサプリで学べることは、全て学んだと感じていました。
課題の残る数問については、今後、応用問題中心の学習を進める中で、理解するために不足していたパズルのピースのようなものが見つかるかもしれないと希望的観測を持っていました。
スタディサプリで到達することができたレベル
スタディサプリを終えた直後に取り組んだ「四科のまとめ」を例にすると9割以上は解くことができ、解くスピードも速かったです。
なので、偏差値でいうと55〜60くらいのレベルだったのではないかと思うのですが、特筆すべきなのはこの後に取り組んだ応用問題に対する反応の良さでした。
スタディサプリの算数応用編は「入試問題の大問1や2の基本的な小問をしっかりとれるようにする」という基準で問題を選んでいるとテキストに明記されているせいか、「スタディサプリでは基礎しか勉強できない」と誤解されてしまうケースもあると思います。
でもこもんがの例を考えると、スタディサプリは基礎力がつくというよりも、「応用問題にもつまづかないレベルの力をつけることができる」という印象でした。
こもんがの例を挙げると、四科のまとめの黒番号レベルの問題であれば、たとえ間違えたとしても解答を読めば理解し再度間違えることは稀といった具合でした。
まとめると、以下のようになります。
四科のまとめは9割以上の正答率で解くスピードも速い
偏差値55〜60程度
単なる基礎だけでなく、応用問題につまづかないレベルの力がついた
まとめ
算数は、基礎を学ぶ段階ではいたずらに多くの問題を解くよりも、レベルにあった必要最低限の良問に繰り返し取り組む方が効果的です。
特に塾なし中学受験の場合親が介入する場面も多々あるので、問題数が絞られていることは親にとっても負担が少ないです。
中学受験の典型問題を網羅しており、わからないところは繰り返し説明を聞くことができるスタディサプリはこの条件にぴったりで、こもんがの中学受験ではなくてはならない教材でした。
もし、スタディサプリを利用した中学受験に興味がある場合は、ぜひ2週間の無料体験期間を利用して自分達に合っていそうかを試してみてください。
平日に2チャプター、週末に4チャプターほど学習すれば、2週間で4年生の範囲を半分ほど進めることができます。
中学受験への取り組みは、各家庭や子供に合っていることが大切だと思います。
この記事が、中学受験を考えている人や、スタディサプリでの学習方法に興味がある人の参考になると嬉しいです。
また、以下の記事ではスタディサプリを中学受験で使うコツとおすすめの人についても解説しています。
スタディサプリを使った中学受験に興味がある人の参考にしてもらえると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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