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スタディサプリで塾なし中学受験してわかった通信教育との違い

こもんが
こもんが

こんにちは!スタディサプリを使って塾なし中学受験したこもんがです。

ままんが
ままんが

こもんがの中学受験をサポートしたままんがです!

こもんがは小4から小6の3年間スタディサプリを使って中学受験をして、Z会で難関校指定されている学校に合格することができました。

こもんがは週5回の習い事を小6の夏まで続けていたのですが、中学受験と習い事を両立することができたのはスタディサプリがあったおかげで、スタディサプリを使って中学受験をして本当に良かったと思っています。

スタディサプリを使った中学受験【体験記まとめ】

でも、スタディサプリは中学受験のメインの教材として使いこなすには少しコツが必要で、Z会や進研ゼミといった中学受験向けの通信教育教材と同じような感覚で使ってしまうと困ることがあるだろうなと感じています。

この記事では、中学受験でスタディサプリをメインの教材として使うことを検討している人向けに、Z会や進研ゼミなどの中学受験向けの通信教育とスタディサプリの違いについて解説してみたいと思います。

スタディサプリと中学受験向けの通信教育のカリキュラムの違い

スタディサプリで中学受験に対応した内容が学べるのは、小4以降の応用編になります。

大手進学塾や進研ゼミの中学受験講座なども小4からのカリキュラムが組まれているので、小4から中学受験対策が始まるというのは一般的といえますよね。

スタディサプリの応用編が他の中学受験向けの通信教育と違うのは、小学校で習う内容は理解している前提で講義が進むことです。

わかりずらいと思うので、Z会の中学受験コースとスタディサプリ応用編算数を例にして説明したいと思います。

Z会中学受験コースのカリキュラム

下の図はZ会の中学受験コース(難関校・最難関校対象)の算数のカリキュラムなのですが、学習指導要領で決められた学年を超えた、単元ごとの体系的な学習をする方式になっています。

小3〜小4で面積の基本や計算など、特殊算を解く上で必要になる基本的な知識を身につけた後に、いわゆる受験算数を小4の後半から小5にかけて本格的に学んでいく流れになっています。

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参考:Z会公式サイト

スタディサプリ算数応用編のカリキュラム

スタディサプリ算数応用編の場合、小4からいきなり特殊算を中心とした中学受験向けの学習が始まります。

これには少し問題があって、例えば小4の後半で学習する第13講の「円とおうぎ形」 の単元では、少数と分数が混ざった計算が必要になります。

でも、小学校では少数と分数が混ざった計算を習うのは小6なので、小4からスタディサプリを使って中学受験の勉強を始めた場合、円とおうぎ形の講義では、単元の内容以前に計算のやり方がわからないといった状態になります。

スタディサプリの場合、学習指導要領に沿った内容は基礎編や入門編で講義があるためこういったカリキュラムになっているのだと思うのですが、このことを知らずに応用編に取り組むと慌てることになります。

Z会だけでなく進研ゼミといった中学受験向けの通信教育では指導要領の内容も織り込んだカリキュラムになっているのですがスタディサプリの応用編の場合は小学校で習う内容についての講義はありません。

国語や社会などの文系科目についてはそれほど困ることはないと思うのですが、スタディサプリを塾なし中学受験の理系科目、特に算数の学習に使う場合、最低限の先取り学習はしておくことをおすすめします。

スタサプは子供に合わせたカリキュラム。通信教育はカリキュラムに子供を合わせる

Z会の中学受験コースや進研ゼミの中学受験講座、四谷大塚の進学くらぶといった中学受験向けの通信教育の場合は、月に一度教材が送られてくる形式なので、月の学習範囲や進度が決まっています。

そのため、通信教育を利用する場合、家庭で受験生活を通した学習スケジュールや教材といったカリキュラムを考える必要がありません。

一方、スタディサプリは教材は揃っているけれども、使う順番や量、方法などの決まりが何もないです。

毎月送られてくる教材や添削問題もないので、状況に応じて学習スケジュールを大幅に変更することもできます。

また、理解できているところはあまり時間をかけずに学習し、難しいと感じた問題は単元の基礎に戻り納得するまで丁寧に学習するといった、メリハリをつけたスタイルで勉強することができます。

その反面、どういったスケジュールでどうやって勉強を進めていくかを親子で考える必要があります。

この違いを言い換えると、以下のようになると思います。

スタディサプリ→子供に合わせたカリキュラムで学習を進める教材

通信教育→決められたカリキュラムに子供を合わせる教材

こもんがの場合スタディサプリを使ったのでままんががやらなくてはいけないことが多かったのですが、生活の中心が習い事だったため全て自分達の都合で決められるスタサプはとても使い勝手が良かったです。

》スタディサプリの公式サイトを見てみる

スタディサプリは一方通行の指導、通信教育は双方向の指導

スタディサプリの小学講座は月々2千円程度と、とてもリーズナブルな受講料になっています。

Z会の小6の中学受験向け講座を4教科受講したら月々2万円以上かかるのと比べると、だいぶお財布に優しい値段ですよね。

でも、これは「スタディサプリは復習も先取り学習も学年を超えて見放題」と謳っている通りで、いわゆる「通信教育」というよりは「教材使用料」的なものだと考えておく必要があります。

そのためスタディサプリの小学講座の場合、他の中学受験向けの通信教育と違ってわからない問題の質問や、定期的な添削課題、テストといった双方向の対応がありません。

こもんがが中学受験した時にも、きちんと理解できない問題があった時にはすごく困りました。

なので、スタディサプリをメインの教材として使う場合は、特にわからない問題があったときにどうするのかを考えておく必要があります。

いろいろ方法はあると思うんですけど、おすすめなのは難関大生やプロ家庭教師にリアルタイム質問できるラクモンのようなアプリ、学習した知識を体系立てて確認したい場合は週1程度のオンライン家庭教師と併用する方法です。

ちなみに、オンライン家庭教師は訪問型の家庭教師に比べるととてもリーズナブルです。

なので、スタサプと週1程度のオンライン家庭教師との併用でかかる費用と、Z会の受講料はそれほど変わらなかったりします。

通信教育も塾も使わない完全自走型の塾なし中学受験を終えてみると、受験期間を通して並走してくれる存在があったら、親子ともに精神的にも救われる部分が多かっただろうなと感じます。

自分自身を追い込んで見たことのない景色を見てみたい!といった目的があるのではないかぎり、子供の中学受験を見守ってくれる大人の存在や手段は、可能な限り確保しておくことをおすすめします。

また、わからない問題については通信教育を使っている場合でもリアルタイムでの回答は難しいです。

なので、通信教育を使う場合でもラクモンはとりあえずインストールしてつかえる状態にしておくと役に立つことがあると思います。

スタディサプリと通信教育の違いまとめ

スタディサプリと通信教育の違いについてまとめてみました。

スタディサプリと通信教育は家庭学習で使うっていう点は同じなんですけど、学習スタイルは

スタディサプリ→「参考書+問題集を使った独学」の動画版

通信教育→塾を家に持ってきた。

みたいな違いがあります。

なので塾が合わない場合は、通信教育よりも個別最適化した学習が可能になるスタディサプリ+オンライン家庭教師といった組み合わせの方が合っているような気もします。

いずれにしてもどちらが合うかは子供の状況や家庭によると思うので、それぞれの特徴をメリットとして考えられる方を選ぶのがベストだと思います。

なお、中学受験向けの通信教育を探している方は以下の記事もおすすめです。

Z会を中心に浜学園や四谷大塚の進学くらぶなども一覧で比較しているのでぜひ参考にしてみてください。

また、スタディサプリを中学受験に活用する方法についても以下の記事にまとめてあります。
メインの教材としてだけではなく、塾との併用や学習のまとめに使う方法なども書いているので興味のある方はぜひご一読ください。

この記事が塾なし中学受験を考えている人の参考になると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ままんが
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