中学受験を考えてるみなさん、国語の勉強ってどんなふうにしてますか?
こもんがは、6年生の夏休みまで週5回の習い事を続けていました。
そのため国語の勉強に充てられる時間は限られていたのですが、Z会で難関校レベルとされている学校に合格できました。
この記事では、週5回の習い事を続けながら、限られた時間でどのようにして中学受験の国語を勉強したかについて書いてみたいと思います。
中学受験を考えているけれども国語の勉強をする時間がない人はぜひご一読ください。
知識問題対策
具体的には以下のようなことをしました。
スタディサプリ 国語 応用編
知識のまとめポスターづくり
漢字検定
学習ポスターなどを利用した学習環境づくり
学習方法について
本来ならば知識問題については、参考書などを使い体系立ててしっかりと学習するべきだと思います。
こもんがも、漢字検定や学習環境の整備については普段の学習の一環ということで低学年の頃から行っていました。
でも、習い事を大切にしていたためいわゆる国語の受験勉強については、習い事をお休みするようになった6年生の秋頃まで着手する余裕はありませんでした。
そしてその学習方法も以下のような、究極にミニマムな方法でした。
過去問でわからなかった問題の単元を学ぶ。
ちなみに過去問については数校分合わせて30回くらい解きました。
スタディサプリ
とにかく時間がないので、学習したい単元が探しやすく、ひとつのテーマにつき5分くらいで説明してくれるものだったら何でも良いと思っていました。
こもんがは、ちょうど算数の勉強にスタディサプリを使っていたので、試しに国語の応用篇動画も利用してみたところ使い勝手がとてもよく、以降スタディサプリを中心にして不足している知識を補っていきました。
具体的には、特に以下の点が良かったと思います。
知識系問題の動画は全部見ても4~5時間程度でひととおり学習することができる。
ひとつの動画が5分くらいなのでスキマ時間でも使いやすい。
わかりやすい。
スタディサプリで小学生の国語を担当されている山崎萌先生は、語り口はソフトなのですがポイントを抑えた無駄のない説明で、動画を一度見ただけで大事なことがよく頭に入ってきました。
特に、尊敬語、謙譲語、丁寧語の見分け方や、文法についての説明はとてもわかりやすかったので、ぜひ一度ご覧ください。
知識のまとめポスター作り
まとめポスターというか、以下のようなものを作成していました。
学んだことをテーマごとに一覧にしてA4用紙に見やすくまとめる。
作成したポスターを暗記アプリに取り込み繰り返し復習する。
作成したポスターを壁に貼っておく。
ポスターの具体的な内容は、スタディサプリの応用編で学んだことや、短歌、季語や枕詞、部首といったものでした。
あまり細かいことは考えず、大筋で把握できればOKみたいな感じでイラストも交えて作っていたので、勉強というよりは、ままんがと国語のお題について語り合う息抜きみたいな時間でした。
算数や理科の勉強が終わって少し疲れている時に取り組むことが多かったせいか、ネットなども利用して興味があることを調べ、まとめていく作業はリラックスして取り組んでいました。
また、学んだ知識をまとめたポスターについては、かべにはりつける他、暗記アプリにも取り込んですきま時間に繰り返し復習していました。
なお、暗記アプリについては以下の記事に詳細を解説しているので興味がある方は読んでみてください。暗記アプリは他の教科でも使える方法なのでおすすめです。
》【塾なし中学受験】暗記カード?暗記ノート?スマホでも使える暗記アプリで覚えよう!
漢字検定
ほとんどの学校で出題が必須の漢字については、中学受験を考える前から学年相応の漢字検定を受けていました。
率直に言って、このレベルで上位校を目指すことは非現実的だと思うのですが、習い事優先で中堅校すら目標にしていなかったため、配点の低い漢字にわざわざ時間を割くことは考えませんでした。
学習ポスターの利用
毎日絶対に行くトイレの壁などには自分で作ったまとめポスターのほか、市販の学習ポスターも貼っていました。
その他にも、お風呂に入る時にもキッズレッスンの防水ポスターを貼り付けて眺めていることもありました。
キッズレッスンはお風呂に持ち込めるポスターがいろいろあって、国語だと、ことばの世界を広げる ことわざ・慣用句やことばの世界を広げる四字熟語あたりがおすすめです。
キッズレッスンのシリーズは良いものがたくさんあって、国語以外でも理科の星と星座それから歴史年表などもよくまとまっているのでぜひお試しください
理科の星と星座のポスターは暗いところで発光するよ
すぐる学習会の国語知識問題ベスト60
こもんがは数問しか解かなかったのですが、すぐる学習会の「国語知識問題ベスト60」もおすすめです。
すぐる学習会は東京の四谷大塚提携塾なのですが、ホームページで膨大な量の練習問題を無料で公開しています。
その中の「国語知識問題ベスト60」は問題量が多すぎず、特に時間がない受験生は活用すると良いと思います。
こもんがも気持ちと時間に余裕があれば全て解いておきたかったです。
読解問題対策
基本的な方針
読解問題については、結論から言って中学受験のために特別に対策を立てて勉強することはありませんでした。
というのも、読解力は想像力!〜読解が得意だったままんがの場合〜でも書いたように、読解力については、勉強した時間に比例して上がっていくものではないと思っていました。
もし週5回の習い事をしておらず中学受験一本だったり、難関校を目指していたのなら問題文を論理的に把握する要約などの訓練をして、本格的な読解問題対をしていたと思います。
でも、こもんがは習い事が最優先だったので、確実に効果が期待できないことに大事な時間を使いたくありません。
同じ時間なら、読解よりも算数や知識系の勉強ににあてた方が、得られる結果がイメージできて効果も高そうでした。
なので、読解については、中学受験の勉強のために、特に時間を割くことはせず『もともともっている読解力で対応』することにしました。
ちょっと乱暴な気もするんですけど、大切なことの優先順位とこもんがの負担を考えての消極的選択となりました。
読解問題対策になっていたと思われること
こもんがは、中学受験を決めるずっと前から、いろいろな通信教育を利用し学習していました。
幼児期の『こどものとも』 や、『こどもちゃれんじ』 にはじまり、小学生になってからは『進研ゼミ小学講座』 やサピックスの『ピグマキッズクラブ』 、今はなき日能研の『知の翼』なども使っていました。
そのおかげか、読解問題を解くことに関しては、ある程度訓練ができており、読解力についてはずばぬけて良くはないけど、絶望的でもないと至って普通でした。
『進研ゼミ小学講座』のような素直な問題だと満点近く、日能研の『知の翼』のような少し難易度の高い問題だと半分くらいならできるかなといった程度です。
なので、受験対策として特に勉強しなかったにも関わらず、そこそこ読解ができていたのはこういった学習が役に立っていた可能性はあるとも思います。
国語の勉強方法まとめ
特に国語が苦手だったり、難関校をめざしていたり、他の教科とのバランス的に、絶対に良い点をとらなくては!っていうわけでなければ、そこまで国語の勉強に時間をかけなくてもいいんじゃないかなっていう印象です。
特に読解については時間があれば要約などの訓練をすることは有効ですが、普段の生活の中で想像力をつけていくことも、出題者の意図を汲み取り正答を導く力に繋がっていくように感じます。
知識問題についてはスタディサプリが本当におすすめです。
特に国語を勉強する時間がないんだけれども、知識問題を一通りやっておきたい!といった場合には、ぜひお役立てください。
また、以下の記事ではスタディサプリを中学受験で使うコツとおすすめの人についても解説しています。
スタディサプリを使った中学受験に興味がある人はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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