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中学受験と習い事を両立して感じたメリットとデメリット

ままんが
ままんが

中学受験をする予定だけど、習い事との両立について悩んでいませんか?

こもんがは、小6の夏休みまで週5回の習い事と塾なしの中学受験を両立して、Z会で難関校とされている学校に合格することができました。

習い事と中学受験の両立ということで、中学受験の勉強をしていた当時はとても大変なように感じていました。

でも、終わってみると習い事と中学受験を両立していたからこそ受けられた多くのメリットもあったなと思います。

その時の体験をもとに、この記事では、習い事と中学受験を両立するメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。

習い事と中学受験を両立するメリット

まずは習い事と中学受験を両立するメリットから紹介したいと思います。

気分転換になる

子供自身が中学受験に対して強い気持ちがあって、受験生活を通して勉強だけに集中したいと思っている場合は大丈夫だと思うのですが、そうではない場合、気分転換をする時間がないと精神的にきついです。

中学受験で無理をしすぎたために、入学後に体調を崩してしまったなんていう話もちらほら聞きます…

友達との遊びや節度を持ったゲーム、子供が好きな習い事など、適度に気分転換をしながら受験生活を送った方が長い目で見て良い結果につながるように思います。

運動系の習い事は脳に良い影響がある

運動系の習い事の場合ですが、思春期前の子供の有酸素運動は、脳の機能を高めることに有益であるという研究結果があります。

この研究はイリノイ大学のチャールズ・ヒルマン教授によって行われたのですが、週に5回、2時間の運動を9か月続けた子供たちのグループと、運動をしなかった子供たちのグループを比較したところ、運動を続けた子供たちのグループの方が、記憶を司る海馬の機能が優れているという結果になったそうです。
参考:Aerobic fitness enhances relational memory in preadolescent children: the FITKids randomized control trial

また、ヒルマン教授は、言語的な能力についても運動は優位に働き、学業面にも影響を与えるという研究結果も発表しています。
参考:The association between aerobic fitness and language processing in children: implications for academic achievement

ままんがはこういった研究結果や論文を見ると、中学受験のために運動系の習い事をやめてしまうのは、本当に正解なのか?って思います。

なお、ヒルマン教授の研究の参考リンクは英文での概要なんですけど、子供の体力と学力や認知機能の関係については日本語の論文もあるので、興味がある方はぜひご一読ください。
参考:子供の体力と学力・認知機能の関係

推薦入試実施校での出願要件を満たすことができる

推薦入試を実施している学校の場合、出願条件として学校の出欠状況や学業成績なだけでなく、課外活動の成績を求められることがあります。

詳細は学校によって様々なのですが、「他の模範となるもの」といった抽象的なものから、「県レベル以上のコンクールや大会での入賞経験」といったような具体的な条件を提示している学校もあります。

習い事で一定の成績を収めている場合は、こういった推薦入試で必要になる条件を満たすことが可能になります。

限られた時間の中で工夫して勉強するようになる

ままんが
ままんが

習い事と中学受験を両立する場合、勉強をする時間が限られます。

あまり集中できていないのに難問に取り組んでみたり、逆にいい感じに集中できているのに計算問題や暗記に時間を費やすといった無駄なやり方で勉強をしてしまうと、確実に時間が足りなくなります。

こもんがも、やる気があるときは難しめの問題に挑戦したり、または、疲れ気味の時にはアプリや動画を使ってゆるく勉強したりと工夫しながら学習をするようになっていきました。

習い事が中学受験のモチベーショーンになる

体験談的なものになってしまうのですが、こもんがの場合は習い事が中学受験のモチベーションになっていました。

こもんがの場合、「楽しむための習い事」というよりは、「厳しい練習を積み重ねて結果を出す」タイプの、いわゆる習い事ガチ勢でした。

なので、習い事が生活の中心になっており、言い換えると、習い事を中心にその他のことを組み立てていくといった考えで行動をしていました。

そうすると、「高校受験」というのは可能であれば避けたいイベントです。

そのため「中高6年間を習い事に全力投球したいから、高校受験したくない」という気持ちは、こもんがが「中学受験」で頑張り抜くための強力なモチベーションになっていました。

中学受験の場合は高校受験と違い、不合格でも公立中学というセーフティネット的なものもあるため、過度なプレッシャーを感じずに受験をすることができた点も良かったです。

中学受験と習い事を両立するデメリット

次は中学受験と習い事を両立するデメリットについて紹介していきます。

忙しい

習い事だけでなく、中学受験の勉強も両立する必要があるので、多忙になります。

特にこもんがの場合は、習い事に週5回通っていたので5年生になってからは、ほぼ休みのない状態でした。

親の時間が取られる

習い事の程度にもよるのかもしれないのですが、中学受験と習い事を両立する場合、親は、習い事の送迎やイベントだけでなく、週末も勉強の手伝いをする必要が出てきます。

そうすると必然的に親の自由時間が減ります。

自分の時間が減ることに抵抗を感じる親御さんや、そもそも超多忙な親御さんだったりすると、結構きついかもしれないです。

友達と遊ぶ時間がなくなる

ままんが的にはこれが一番のデメリットだと思いました。

平日は学校が終わったら習い事、休日は受験勉強をしなくてはいけないので、日常的に友達と遊ぶ時間はありませんでした。

なので、学校が早く終わった時に限って、習い事が始まるまでの時間に友達と遊ぶようにしていました。

最難関校は厳しいかも

最難関校は厳しいかも…と書いてみたんですけど、でも、やり方によってはいけるような気もします。

なぜかというと、中学受験の勉強を教えることができないままんがの、手作りの手探りのトライアンドエラー式塾なし中学受験で、週5回の習い事を小6の夏休みまで続けながらZ会で難関校レベルとされている学校に合格できてしまったためです。

しかも、こもんがの場合、そもそも中学受験の目的が「高校受験をしないこと」であって、「難関校に行くこと」ではない学習計画に沿って勉強をしました。

例を挙げると、小4の冬休みまでは週末3時間だけの勉強、小6の2学期までは平日の勉強時間はゼロという具合です。

なので、もしかしたら、最初から中学受験のプロの手を借りて、戦略的に勉強したらもっと上も狙えるんじゃないのかなと思います。

この辺りは、ままんがにとっては未知数なのでなんとも言えないのですが、こもんがの中学受験の結果を見ると、不可能とは言い切れない部分があると思います。

自分達にとってのメリットデメリットを明確にさせる

各家庭の親御さんや子供の価値観によって、大事にしてるものって違いますよね。

ままんが家の場合は、睡眠時間と習い事が大事なんですけど、難関校に合格することが大事だったり、友達との遊びを大事にしたいっていうご家庭もあると思います。

なので、この記事は、自分達にとって中学受験と習い事を両立するメリットとデメリットは何かっていうのを見つける参考にしてもらえると嬉しいです。

ただ、ひとつだけ伝えておきたいことは、もし中学受験と習い事を両立することにした場合、集団塾はおすすめしません。

なぜかというと集団塾の場合、中学受験と習い事を両立させる上で最大のテーマになる「勉強時間の確保」という点で無駄が多すぎるからです。

このあたりの話は以下の記事に詳しく書いてあるのですが、自分にとって必要な勉強だけに集中できる「独学」または「家庭教師」の利用を強くおすすめします。

参考までに、以下の記事では家庭教師の出身校のみならず、やっていた部活や趣味までマッチングの材料にしている家庭教師サービスも紹介しているので、きっと自分達のニーズに合った先生を探せると思います。

ままんが
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