
中学受験を考えてる皆さん、社会の勉強、計画的に進めていますか?
社会はなんとなく後回しにされがちで、気がついたら、

ぅわぁぁああん、間に合わない!!!
なんてことになりがち…
こもんがは塾なしで中学受験をしたのですが、社会の勉強を開始したのは小6の秋でした。
どう考えても着手するのが遅すぎるんですけど、こもんがは小6の夏休みまで週5回の習い事を続けており、社会は短期決戦でいくしかない状況でした。
ということで、徹底して無駄をなくし、短期間で効率よく学習できる方法を模索しました。
自画自賛っぽくて恥ずかしいんですけど、すっごくいい方法だったと思っているので、ぜひ皆さんと共有したいと思います。
- 塾に通って中学受験をする予定だけれども、社会の勉強をする時間がない。
- 塾なし中学受験を考えているけど、社会の勉強方法がわからない。
といったような人におすすめです!
この方法は、科目や教材が変わっても同じような流れで知識を定着させることができるので、他の教科でも活用することができます。
どんな方法か、一言で言ってしまうと、
みたいな感じになります。
まずは、使った教材から紹介します。
学習の流れはステップ別にまとめてみました。
『STEP3』までは必須、『STEP4』まで取り組むと、さらに自信がつきます!
間違った問題は正しい解答に書き換えておく

ここからは、それぞれの教材を選んだ理由と、実際にどんな感じで勉強を進めたかの体験談になります。
= 目次 =
社会の教材選びは慎重に慎重を重ねた
こもんがは、社会は短期決戦で学習することにしていたので、参考書はできるだけ薄く、最低限のことがまとまっているものを探しました。
中学受験用ということで
- 日能研の『社会メモリーチェック』
- サピックスの『社会コアプラス』
- 四谷大塚の『四科のまとめ 社会』
の中から選ぼうと思っていました。
すべてとりよせてみたところ、『コアプラス』と『四科のまとめ』は、内容も、構成も、最終的な知識の確認向けという印象でした。
こもんがのように時間がなく、『0から全力で暗記!』という目的だと、『メモリーチェック』が一番使いやすそうでした。
ということで『メモリーチェック』にしようと思ったのですが、さらに比較検討したかったので、評判の良かった『学習研究社の丸まる要点ノート』も手に入れました。

この教材が基本になるので慎重に慎重を重ねました
『丸まる要点ノート』と『メモリーチェック』は左ページが要点のまとめ、右側のページが確認問題という構成がそっくりで、内容もほとんど同じです。
違いは、『メモリーチェック』のまとめページは、必要なことだけを箇条書きや表でまとめてあり、『丸まる要点ノート』のまとめページは、文章中の重要キーワードが赤字になっているつくりでした。


どちらにするか悩んだ末、重要語句が赤字になっていて、暗記アプリに取りこんで使いやすそうな『丸まる要点ノート』を最初に使う基本教材にすることにしました。
ただ、『丸まる要点ノート』は、長く改訂されていないことから参考資料や情報が古いところがあります。
なので、そういった項目は、『メモリーチェック』を参考にして訂正する必要がありました。
暗記アプリを使って効率よく学習
実際の手順としては、まず基本教材である『丸まる要点ノート』のまとめ部分に一通り目を通した後、確認問題を解きました。
この時、当然まちがいばかりなのですが、あとからアプリを使って暗記するので気にしなかったです。
解いた問題もアプリに取り込むので、答え合わせのとき、間違ったところは正しい解答に書き直します。

問題を解くっていうより、解答を写すっていう勢いだったよ
次に、学習したページを暗記アプリに取り込み、重要語句を暗記アプリのマーカー機能を使って見えないようにしておきました。

アプリに取り込むのは時間がかかる作業なので、ままんがが担当しました
そして、隙間時間や、日々の学習が一段落した時に、この暗記アプリを使い記憶を定着させるようにしました。
こもんがは、『暗記マスター』っていうアプリを使ったんですけど、正答率も表示され、暗記できていない項目が一目でわかるので使いやすかったです!
暗記アプリを使った学習については、『【塾なし中学受験】暗記カード?暗記ノート?スマホでも使える暗記アプリで覚えよう!』にまとめてあるので、暗記アプリを使う際の注意点なんかにも興味がある人は読んでみてください。
知識の定着度合いを確認
暗記アプリの正答率が8割を超えたころに、2冊目の基本教材、『メモリーチェック』で対応する単元の確認問題を解きました。
単元ごとに穴埋め問題が20〜30問くらいしかないので、達成感も感じられ使い勝手が良かったです。
先に使った教材でしっかりと学習できていたようで、8〜9割くらいは解けていました。
正答率が9割超えたころ追加した教材
アプリと問題集を併用した方法はとても効率がよく、予定していたよりも早く正答率が目標に達しました。
なので、Z会指導部の
も、最初に使った『丸まる要点ノート』と同様にして暗記アプリに取りこんで、反復学習しました。
『丸まる要点ノート』の正答率が上がり、少し飽き気味になっていたので、別の視点から知識を確認できるのが新鮮で良かったです。
他に、当初予定していなかった
も一度学習した後、アプリに取り込んで反復学習しました。
時間が限られていたため、苦手な単元の問題だけ解いたのですが、違った角度から知識を確認することができ、正しく理解できているか確かめるためにちょうど良い問題集でした。
暗記アプリだけだと、どうしても記述の対策に不安が残ります。
時間があれば、アプリに取り込む前に全ての問題を繰り返して勉強したかったのですが、習い事優先ということで記述系の対策は捨てるしかない状況でした。

こもんがが習い事優先でなく、時間があれば全部解きたかったです
時事問題については、一応、本も買っておいたのですが、一度目を通したくらいでした。

でも、普段からニュースを見ていろんな話をしていたよ
勉強以外でやっていたこと
勉強としてではないのですが、お風呂に入る時に、キッズレッスンの図説でわかりやすい小学歴史年表や、学習日本地図、学習世界地図なんかのポスターを壁に貼り付けて眺めていることもありました。 キッズレッスンのシリーズは他の教科でもお風呂に貼って使えるものがたくさんあり、生活の中に学習的な要素をこっそりと取り入れるのに最適です。その他にも、漫画で歴史を知ることができる、中学入試まんが攻略BONの歴史や地理のシリーズや、ねこねこ日本史のシリーズも受験勉強が本格的になる以前から読んでいました。
中学受験の社会の勉強は暗記アプリの活用がオススメ
正直なところ、社会のような暗記科目に、小4から3年間もかけて勉強する必要ってあるのかなって思います。
こもんがが実践した小6の秋に学習開始作戦はおすすめしませんが、小5の秋くらいから勉強を始めれば充分間にあうような印象です。
暗記アプリの効果は絶大なので、本当にオススメです!
こもんがが、約半年で社会の勉強を仕上げられたのは、暗記アプリを駆使したおかげです。
参考書や問題集と組み合わせて、ぜひぜひ活用してみてください。
また、塾なし中学受験のやり方と社会以外の教科の勉強方法についても別記事にまとめてあるので、中学受験を考えている人は参考にしてもらえると嬉しいです。