こんにちは!塾なし中学受験をしたこもんがです。
こもんがの塾なし中学受験をサポートをしたままんがです。
スタディサプリを使ってZ会で難関校レベルとされている学校に合格することができたこもんがですが、中学受験の勉強を始めるまでは、小さな頃から進研ゼミの講座を使っていました。
進研ゼミでは小学講座の他にオプション講座もとっていたのですが、公立中高一貫校向けの講座もそのひとつでした。
こもんがは受験勉強と習い事で忙しく、ほとんど手をつけることができなかったのですが、とても良い教材だったのでやめるのが惜しく1年近く受講していました。
スタディサプリでの中学受験の勉強が本格化し、机の上に山積みになっていく進研ゼミの教材を見て継続をあきらめたのですが、長年続けることができたのは講座の内容や受講システムが考え抜かれており、親子ともに受講のストレスをまったく感じなかったためだと思います。
この記事では、進研ゼミで中学受験で使える講座について詳細をまとめてみたいと思います。
進研ゼミ中学受験講座
合格実績
進研ゼミというと、子供が一人でも取り組める教科書レベルの内容というイメージが強いのですが、中学受験向けの講座の場合開成や灘といった難関校への合格実績もあります。
中学受験向けの講座
中学受験向けには私立中を対象とした進研ゼミ考える力・プラス中学受験講座と、公立中高一貫校受験を対象にした進研ゼミ考える力・プラス講座があります。
以下それぞれの講座の詳細について解説していきます。
進研ゼミ考える力・プラス中学受験講座の詳細
進研ゼミ考える力プラス中学受験講座は、中学受験の基礎を学習するための講座です。
小4からのカリキュラムとなり、首都圏模試偏差値55ー60の私立・国立を目指せるレベルになります。
受講対象学年
小4〜小6
受講料金
6,946円/月(税込)〜7,312円/月(税込)
進研ゼミは小4から小6まで受講料が変わらず、年一括払いが最も受講料が安くなります。
また、4教科まとめての受講方式となっているため、1教科や2教科のみという受講はできません。
指導内容
単元ごとの基礎的な考え方から実践で使える応用まで、段階的な指導と演習を行います。
なお、入試単元の学習は小5の1月号までに一通り終えるカリキュラムになっており、小6の前半は「単元の復習」と「応用力の育成」、小6の後半では入試本番を見据えた得点力を育成する内容になります。
教材
教材は、テキストや映像授業、ワークを使います。
教材の概要
【テキスト】
カラー刷りで細かいステップに分けて学習のポイント対話形式で進める編集になっているため、子供でも抵抗なく取り組めます。
【映像授業】
難易度が高い問題については解説動画が用意されているため、苦痛を感じずに学習を進めていきやすいです。
【ワーク】
テキストで学んだことを練習できるため、学んだ知識の定着まで行うことができます。
なお、6年時に使用する重要問題攻略ワークの算数についてはスタンダードコースとハイレベルコースがあるので志望校のレベルに合わせて選ぶことが可能です。
学習の流れ
毎月の学習の大きな流れは以下のようになっています。
このほか、小5・小6は学期ごとの診断テストで学んだことや実践力を確認します。
添削が受けられる提出課題
毎月1回赤ペン先生の添削指導が受けられるほか、小5・小6については学期ごとのテストもあります。
質問サポート
小3~6の会員むけの「質問ひろば」のほか教材に収録されている問題であれば、保護者向け個別電話相談サービス「まなび相談室」での質問も可能です。
なお、わからないところをリアルタイムで質問したい場合は難関大生やプロ家庭教師に質問ができるラクモンというアプリの利用もおすすめです。
質問ができるアプリに興味がある方はラクモンとスナップアスクの賢い使い方〜わからない問題が質問できる!の記事を参考にしてください。
保護者サポート
保護者向けサイトのほか、会員専用のWEBサイト「チャレンジウェブ」で課題の提出状況などを確認できるほか、保護者向けの電話相談サービスも利用することができます。
進研ゼミ考える力プラス中学受験講座がおすすめの人
首都圏模試で偏差値55〜65程度の学校を目指している人におすすめです。
教科ごとの受講ができないことや、難関校を目指す場合には別途教材を追加する必要はありますが、Z会の頻出分野別演習や志望校別予想演習なども活用すれば難関校対策も可能です。
また、小4から中学受験に備えるコースになっていますが、小5から中学受験の勉強を始める場合でも「中学受験重要ポイント攻略パック」を別途購入することで遅れを取り戻すことができます。
長年の蓄積データに基づく教材や、課題提出でもらえるポイントで努力賞と交換できるなど、子供が続けやすい講座になっていると思います。
進研ゼミ考える力・プラス講座の詳細
進研ゼミ考える力・プラス講座は、公立中高一貫校レベルの4教科の応用力を身につけることを目指す講座です。
小1から受講が可能なのですが、中学受験(受検)対策は小5からになります。
対象学年
受検対策については小5〜小6が対象になります。
料金
進研ゼミ考える力・プラス講座の受講料
【小5】
3,998円/月(税込)〜4,208円/月(税込)
【小6】
4,268円/月(税込)〜4,493円/月(税込)
指導内容
映像授業を交えながら受検によく出るテーマの良問を解くことで、思考力を伸ばします。
さまざまな形式の問題にとりくみ資料を読みとる力や読解力を養うほか、文字数の多い作文の書き方を学び、文章作りの基礎も学びます。
教材
考える力プラスの中学受験講座と同様、テキスト、映像授業、ワークを使います。
映像授業はとてもわかりやすく、進研ゼミらしい対話形式で進行するカラー刷りのテキストなど、子供が抵抗なく学習を進めることができる編集になっていると思います。
添削がある提出課題
月に一度の「赤ペン先生の問題」は、記述を中心とした解答や、作文についても丁寧な添削があります。
質問サポート
小3~6の会員むけの質問ひろばのほか「考える力・プラス講座」の教材の問題であれば、保護者向け個別電話相談サービス「まなび相談室」での質問も可能です。
親へのサポート
保護者通信や保護者向けサイトなどを通して教育情報や子供のサポートについての情報が入手可能です。
進研ゼミ考える力・プラス講座がおすすめな人
公立中高一貫校を目指す人のほか、公立トップ高合格を目指す場合にもおすすめです。
また、作文の書き方についても指導があるため、入試のためだけではない将来の可能性を広げる文章作成能力の基礎を学ぶことが可能です。
また、「考える力・プラス講座」は「進研ゼミ 小学講座」とあわせて使うことで、より力を伸ばせる教材なのでセットで活用してみてください。
オプション講座のかがく組と小学講座の併用もおすすめ
この記事では進研ゼミの中学受験向け講座を紹介したのですが、まだ低学年の場合、小2から受講できる有料オプション講座の「かがく組」と「小学講座」の併用もおすすめです。
かがく組は小学講座のような教科書の内容を基本にしたワークではなく、化学的な内容を中心とした読み物的な教材です。
こもんがも小学講座と併用してかがく組を受講していたのですが、かがく組は何度も読み返していました。
問題集のような作りではないので、兄弟がいる場合は共有することもできます。
「自然」「社会」「文化」「科学技術」などの身の回りの現象がわかりやすくまとめられているので、特に公立中高一貫校を目指している場合には、小学講座とあわせてぜひ試してみてください。
また、進研ゼミは紙媒体教材の他にタブレット教材を選ぶこともできます。
タブレット教材もいろいろあるのですが、他の教材との違いについては【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチほかのタブレット学習との違い をご覧ください。
なお、中学受験ができる通信教育を探している方は以下の記事も参考にしてみてください。
中学受験を考えている人は以下の記事もおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。