これって誰の体験記??
今回はこもんがじゃなくて、ままんがの体験記だよ
このブログの主であるままんがは、子供の頃に中学受験をして失敗しています。
一言で言って、ままんがが中学受験に失敗したのはすべてダメダメだったのが原因なんですけど、特に以下の3つは致命的でした。
中学受験に失敗した原因TOP3
1位 勉強しない
2位 無計画
3位 自覚がない
塾なしで難関校に進学することができたこもんがと比較すると、それはもうひどい中学受験で、逆に感心してしまうほどです。
なのですが、自分が受験生だった当時はそんな風には思っておらず、中学受験に失敗してから身をもって気づきました。
この記事は、どんな人が中学受験に失敗するのか知りたい人や、中学受験の失敗談を聞いて同じ轍を踏まないようにしたい人の参考にしてもらえると嬉しいです。
中学受験のきっかけ
それは遠い昔、昭和の時代のお話です。
ままんがが塾に通い始めたのは小学校6年生のときでした。
通塾のきっかけは、友人が通っていたからというもので、塾に入って初めて『中学受験』という言葉を知りました。
…そうですね、中学受験を知る人は、この時点で無理っぽいなと思いますよね。
『日能研』っていうテストが入塾試験ということだったので、学校の成績だけは良かったままんがは、自信満々で試験を受けに行きました。無知ってコワいです…
中学受験を考えている人は知っていると思うんですけど、日能研の問題って、学校で習う内容とは別次元なんです。
案の定、ままんがは生まれてはじめて遭遇する難問の嵐にフリーズ状態となり、そのまま試験終了となりました。
算数に至っては、何度読んでも問題の意味すらわからず、これってミスプリ?状態でした。
通塾開始
入塾テストの結果、最下位のクラスに在籍することになりました。
テストでの完敗っぷりが記憶に新しかったままんがは、『あの状態だったら当然だな』と妙に納得した覚えがあります。
中学受験を目指している塾なので、小六から入塾してくる猛者は他におらず、クラスメートは以前から通塾している子供達ばかりでした。
そして授業は以前から通っている生徒達に合わせて進行します。
6年生から入塾したままんがは、当然、授業の内容はちんぷんかんぷんで、とりあえずノートだけとる日々でした。
所属していたのが最下位のクラスだったせいもあるのか、高みを目指す雰囲気もなく、なんというか、低い位置で安定していて、それが妙に心地良いという非常に良くない環境でした。
受験生活
こんな状態でも、本人のやる気と家族のサポートがあれば、中堅校くらいならなんとかなったのかもしれないですね。
しかしままんがはそのどちらも欠落している受験生でした。
まず、中学受験におけるキーパーソンと言われる母親ですが、『中学受験は母親の受験』と塾長に言われ、憤慨していたのを覚えています。
高いお金を払って塾に通わせてるのに何いってんのあの人!的な、要するに、中学受験のことを何もわかっておらず、お金だけ払って何もしない、したくないタイプの親です。
そして中学受験における最重要人物、すなわち本人ですが、塾の授業と宿題以外でテキストを開いた記憶がありません。これは大問題です。
月に一度の日能研のテストも、毎月惨憺たる結果でした。
そして困ったことにそのことに全く危機感を感じていませんでした。
志望校に至っては、どうやって選べばいいのかわからず、クラスメートに人気のあった学校をそのまま自分の志望校としていました。
通学に2時間近くかかるところだったんですけど、そのあたりのところはどう考えていたのか、当時の自分に聞いてみたいです。
何も考えてなかったんじゃない?
みんなが良いって言ってたし、なんていうか、周りの雰囲気?
親の無関心と本人の自覚のなさ、開始時期の遅さとその後の無計画っぷり、志望校の選び方と、まったく受かる要素が見当たらないです。
まさに負のロイヤルストレートフラッシュといったところです。
実際に試験を受けたのは、なんとなく決めた一校のみで、滑り止めもチャレンジ校もなかったです。
当然中学受験に失敗しました。
まぁ努力しなかったので、当たり前の結果です。
でも当時小学生だったままんがは、自分自身を全否定されたような気持ちになり、ショックでした。
そして今思うと、一生懸命教えてくれていた塾の先生方には本当に申し訳ないです。
中学受験に失敗した理由を考察してみる
中学受験に失敗した原因を考えてみると、正直なところ『全てがだめだった』ので、何を書けばいいのかわからないです。
でも、『ままんがの中学受験の失敗談から同じ轍を踏まないように対策を練る記事』なので、無理矢理ですけどダメだったこと分析して、まとめてみました。
基本的に、全部ダメだったんですけど、致命的だったのは
❌ 塾以外で勉強しない。
❌ 無計画、無目標。
❌ 受験生としての自覚がない(しかも親子で…)。
みたいな感じになるかと思います。
あともう一つ、ままんがの場合、最初に塾に通い始めた時点で、すでに親と自分に意識の相違があったと思います。
これは親に申しわけなかったと思っているんですけど、ままんがの場合、自分から「塾に行く!」と言い出しました。
当然ながら親は、塾に行ってもっと勉強したいなんてお利口さんねっていう感じで通わせてくれたんですけど、でも、ままんがは、『塾に通う=勉強しに行く』ではなくて、『塾に通う=友達と会う』だったんです。
どうなんですかこれって?
ダメダメですね。
まぁ、こんな子供はままんがくらいだと思うんですけど、もし子供さんが塾に行きたい!と言い出したら、『何のために塾に通うのか?』、中学受験をしたいのなら『どうして中学受験するのか?』を、親子でしっかりと確認しておいた方がよいです。
ここをはっきりさせずに、
❌「なんとなく」
とか
❌「みんなしてるから」
みたいなふわふわした理由で中学受験をすると、かつてのままんがのように、時間とお金を無駄にした挙句、不合格という結果に打ちのめされることになります。
不合格でも、中学受験をしたことは良い経験になった
ままんが自身の中学受験は大失敗の結果に終わったんですけど、にもかかわらず、中学受験をしたことはよい思い出になっています。
(不)合格発表の日のキツさは今でも覚えていますが、でもそれ以上に、個性的だったプロの講師や、塾にかよわなかったら絶対に出会うことのなかったアルバイトの大学生、違う学校のこどもたちと過ごせたことはそれまでにない経験でとても楽しかったです。
当時は合宿もあり、必勝はちまきをしめてほかの子供達と泊まりこみで勉強するといったような、塾に通っていなかったらできなかったであろう貴重な体験もさせてもらいました。
中学受験をさせてくれた親も含めて、当時関わってくれた人達には本当に感謝の気持ちしかないです。
そして、不合格で落ち込んでいた当時の自分には、「中学受験はゴールではなく、通過点のひとつにしかすぎない」ということを伝えてあげたいです。
高偏差値の大学への進学を価値観の中心とする中高一貫校は、「日本国内の大学への進学を考えた場合は」有利なんですけど、ざまざなな価値観を持つ子供たちと過ごした公立の学校ではより多くの視野を身につけることができました。
ではでは、ままんがの不合格体験記でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。