塾なし中学受験を経験した親がやり方をまとめてみた

ままんが
ままんが

ひとむかし前まで、塾なし中学受験は「無理・無謀」や、「親が教えられないとできない」といった否定的な考え方が一般的でしたよね

でも最近は、スタディサプリのようなICT教材が広く活用されるようになってきたことや、インターネット上で情報収集が簡単にできるようになったことなどもあり、塾なし中学受験も「やる気」と「やりかた」さえわかればそこまで難しいものではなくなってきています。

ままんがも中学受験の勉強は教えられないですが、こもんがは小6の夏まで週5回の習い事を続けながら、4割くらいが旧帝医早慶に進学する学校に合格できました。

この記事では、受験生活を通して子供をサポートした親の目線で、習い事を続けながら塾なし中学受験した時の方法と体験談をまとめてみました

以下のような方はぜひご一読ください。

塾なし中学受験のやり方が知りたい。

塾なし中学受験の親の役割を知りたい。

習い事を続けながら中学受験をしたい。

こもんがが塾なし中学受験をすることにした背景

ままんが
ままんが

塾なし中学受験のやり方の前に、まずはこもんがが塾なし中学受験をすることになった背景を簡単に紹介しておきたいと思います

そもそもなのですが、こもんがは中学受験をすることは考えていませんでした。

というのも、こもんがは週5回の習い事に通っており「通塾が必須」と言われている中学受験は物理的に不可能で、だからと言って夢中になっている習い事をやめて中学受験をするのはこもんがにとって正しいことのように思えなかったからです。

なのですが、たまたま試してみたスタディサプリの印象がとても良かったため、「習い事を続けながら」塾なし中学受験に挑戦することにしました。

中学受験と週5回の習い事の両立に必要だったこと

塾なし中学受験の学習量

塾なし中学受験だと勉強する量が少ないような印象を持たれがちなんですけど、そんなことはなかったです。

通塾して中学受験する場合と、塾なし中学受験の学習量の違いを挙げるとしたら以下のような点になると思います。

【通塾ありの中学受験】

自分にとって不必要な授業や宿題にも時間を費やす場合がある。

塾なし中学受験

自分にとって必要な内容だけ学習する。

合格するために必要になる学習量は目指す学校のレベルによります。

同レベルの学校を目指す場合、塾なし、塾ありにかかわらず「自分にとって必要な学習」に費やす時間は同程度と考えておくと良いと思います。

教材の選び方

塾なし中学受験で受験勉強に使う教材を選ぶ場合は、以下のような選択肢があります。

参考書・問題集

通信教育

動画授業(ICT)

塾なし中学受験の場合、教材を自由に選べるという利点があります。

従来からある問題集や参考書といった紙媒体の教材だけでなく、動画やオンラインで学べるICT系教材も取り入れると効率的に学習を進めることができます。

たとえば解法の学習するときに、参考書ではなく動画教材を使えば「自分で読んで」「理解する」といった労力が減るため、問題演習のための余力をより多く残せます。

教材選びの注意点

基本的に自分達にあっている教材であれば何でも良いのですが、どの教材を選ぶ場合でも以下の点に気をつけるようにします。

解説がわかりやすい。

その教材で学ぶ目的を明確にする。

教材との相性。

解説のわかりやすさ

塾なし中学受験で家庭内に勉強を教えられる人がいない場合、解説のわかりやすさは受験勉強の命綱になります。

解答が羅列されているだけでなく、中学受験で必要な力をつけることができる解説があるかどうかを確かめるようにしてください。

解説がわかりやすいオススメの教材

こもんがが使った教材は解説がわかりやすいものばかりだったのですが、特に以下の教材では予想していた以上の力をつけることができました。

【スタディサプリ】

問題を解く上で必要な関連知識の説明があり、中学受験で必要になる知識を余すところなく学べた。

*相似の問題の解説で、内項の積や外項の積の説明があるなど。

【すぐる学習会】

丁寧な式や図表を織り交ぜた解説なので、しっかりと理解できる。

スタディサプリは本当におすすめで、特に算数の応用編は、独学で受験の算数の基礎を勉強をするにあたってこれ以上の教材があるとは思えないです。

動画はもちろん、特にテキストの構成をこちらから確認してみてください。(リンク先はスタディサプリのサイトです)

ままんが
ままんが

中学受験を知る人であれば、無駄なく確実に力をつけることができる教材だとわかってもらえると思います。

また、すぐる学習会さんのサイトの問題と解説は全て無料(!)です。

スタディサプリとの相性もとても良かったのでぜひこちらも試してみてください。

すぐる学習会さんは、四谷大塚の予習シリーズに対応した解説を独自に作成されています。

もし四谷大塚の予習シリーズを教材として使う場合には、すぐる学習会さんの解説も併用すると理解が深まるのでぜひご利用ください。

*なお、予習シリーズの解説はすぐる学習会ホームページ→目次→「シリーズ対応」からアクセスできます。

その教材で学ぶ目的を明確にする

割とありがちなのが、使う目的を明確にしないまま教材を選んでしまうといったパターンです。

一般的に勉強は、以下の流れだと無理なく実力をつけることができます。

STEP
基礎のマスター
学習初期
STEP
解法の幅を広げる
基礎力完成後
STEP
応用力をつける
実践への準備

実力に合わない教材に手を出してしまうと、時間がもったいないだけでなく精神的にも悪影響です。

上記の流れを参考に「実力にあった教材」を「目的に合わせて」選ぶようにしてください。

特に基礎学習の教材については、応用問題に取り組むようになってからの伸びしろに影響するので慎重に検討してください。

教材との相性

教材を選ぶときには、ネットの情報やレビューだけを頼りに「内容を確認しないで」選ぶことは以下の理由からおすすめしません。

教材との相性が悪い場合がある。

レベルがあっていないと、心理的な悪影響がある。

教材を途中で変えることになると、時間が無駄になる。

教材選びの手順

教材選びの流れは以下のようにあらわすことができます。

STEP
情報集め
教材の情報をできるだけ多く集める。
STEP
内容の検討
内容を検討しながら自分達にあった教材を取捨選択していく。
STEP
教材の決定
自分達の学習ニーズを満たす教材を決定する。

ままんがは、ネット上のレビューが良かった参考書を内容を見ずに買ったものの自分達のニーズには合わず、時間とお金を無駄にしたことがありました…

ままんがのような失敗を起こさないためには、紙媒体の教材であれば書店、通信教育や動画教材では無料体験などを利用し内容の確認を怠らないようにしてください。

ちなみに、こもんがが実際に塾なし中学受験をした時に使った教材については以下の記事にまとめてあります。

卒業生の4割程度が旧帝医早慶に進学する学校に合格できた教材なので、ぜひ教材選びの参考にしてください。

塾なし中学受験で使った教材と費用は10万円以下〜中堅校に合格した我が家の場合

学習計画を立てる

ままんが
ままんが

塾なし中学受験だと、学習計画を立てるのが最初の関門かもしれないです

おそらく、はじめのうちは以下のような理由から、勉強に必要な時間すら把握できないという状態だと思います。

中学受験で勉強する内容がわからない。

学習内容の難易度が不明。

なので学習計画は見直すことを前提に、とりあえず切りの良い単位で計画を立てておくと良いです。

最初は最初は戸惑うかもしれないのですが徐々に親御さんの学習スケジュールの作成の腕前は上がっていくので安心してください!

なお、こもんがの場合、算数の基礎固めはスタディサプリを中心に使って勉強したのですが、基本的に一日一講義で計画を立てました。

ままんが自身が学習スケジュールの作成に慣れていなかった学習初期に、動画授業中心であらかじめ必要になる時間が予測しやすいスタディサプリは使いやすかったです。

スタディサプリの講義を見てみる

学習計画の作成方法

大まかにですが、学習スケジュールの作成手順を図にしてみました。

STEP
受験期間全体を通した大まかなスケジュールを立てる
いつまでにどの教材を終わらせるかを決める。
STEP
日々の学習スケジュールを作る
「STEP1」で決めた教材の学習内容を月間、週間と細分化し日々の学習量を決める。

また、スケジュール作成の際には以下の点を考慮しておきます。

くりかえし学習する時間を含める。

スケジュール通りに進まないことを前提として、余裕を持った学習計画を立てる。

学習計画にずれが生じた場合は修正する。

繰り返し学習する

どの教科でも繰り返し学習は基本です。

個人差はあると思いますが、特に力を伸ばす目的のやや実力以上の学習内容の場合、3〜5回くらいは繰り返すことになると思います。

余裕を持った学習計画を立てる

こもんがが塾なし中学受験をした時の経験からすると、計画は予定通りに学習は進まないことを前提として考えておくことが現実的です。

最低でも1週間に1日程度は予備日を作り、遅れを取り戻したり、足りない知識の補填をする時間を確保します。

状況に合わせて学習計画を修正する

以下のような場合は、その都度計画を修正しながら学習を進めていきます。

当初の計画より予想外に時間がかかっている、または早く終わった。

*予定より早く学習目標に達したなど。

予定していなかった教材を追加したい、または省きたい。

*予定していた教材だけでは期待した効果が得られなかったなど。

志望校が変わり受験の対策方法が変わった。

*4教科受験から2教科受験への変更など。

中学受験の勉強をする時間が足りない場合

習い事などで受験勉強をする時間が限られる場合は、重点的に勉強をしたい科目とそうではない科目を振り分けて学習時間を配分してもよいと思います。

なぜかというと、学力型入試で中学受験をする場合、入試本番で点数が取れれば合格できてしまうからです。

ままんが
ままんが

あまり大きな声では言えませんが、丁寧に勉強する時間がない場合、点数を稼ぐ勉強法で乗り切るのもアリだと思います!

例えばこもんがの場合、暗記は苦手ではないけれども算数の力をつけるためには相当な時間が必要だと感じたので、受験生活の最初の2年間は算数だけを学習し、理科と社会は小6以降にいわゆる詰め込み学習で乗り切る計画を立てました。

このあたりの考え方は人それぞれですが、自由な学習計画を立てられることは塾なし中学受験だからこそ受けられる恩恵です。

自分達の持つ価値観や優先順位を満たすプランで学習を進めていくと良いと思います。

勉強をする

中学受験で勉強する内容

中学受験で必要になる学習内容は、公立の小学校で習う内容とは大きく異なります。

例えば算数の場合、小学校で習う内容というよりは公務員試験の数的推理の内容に近いです。

勉強する内容の難易度が高いため学習初期は親子ともにきつかったりするのですが、基礎力が完成し、子供自身が勉強の楽しさがわかってくるとこの問題は解決していきます。

学習方法を工夫する

塾なし中学受験の場合、塾のように学習を強制や牽引してくれる外からの刺激がないです。

ままんが
ままんが

精神力だけで乗り切るのはきついので学習方法を工夫してみることもおすすめです!

例えば、こもんがが塾なし中学受験の勉強をした時には以下のようなツールも取り入れたのですが、単調になりがちな勉強にも変化がつきテンポ良く学習していくことができました。

暗記アプリ

実験動画

学習動画

問題集以外のプリント

その他にも、最近ではネット学習室といったサービスも出てきているので、外的な刺激が欲しい場合は利用するのもアリだと思います。

各教科の勉強方法

教科ごとの具体的な勉強法についてはとても長くなってしまうので、別記事にしてあります。

従来からある参考書と問題集中心ではなく、限られた時間で効率よく学習できるように工夫された勉強法なのでぜひご覧ください。

【算数の勉強法】

偏差値55〜60レベルまではスタディサプリ、以降は四科のまとめとすぐる学習会の無料問題を利用した学習法です。

【理科の勉強法】

実験験動画と暗記アプリ等を学習内容によって使い分け、半年足らずで中学受験本番に間に合わせた学習法です。

【社会の勉強法】

半年足らずで中学受験本番に間に合わせた、効率を追求した学習法です。

【国語の勉強法】

知識系問題は4~5時間程度でひととおり学習することができるスタディサプリなどを利用した学習法です。

わからない問題への対応方法

こもんが
こもんが

塾なし中学受験の場合、わからない問題の対応方法も気になりますよね?

わからない問題の対応についても、自分達で解決する方法と自分達で解決できなかった時の手段を以下の記事にまとめてあります。

塾なし中学受験で指摘されがちな「わからない問題があったときはどうすれば良いの?」という不安が解消されるのでぜひご一読ください。

わからない問題はどうするの?質問できる?塾なしでできる解決方法

情報を集める

情報収集の方法

塾なし中学受験をするにあたって勉強と同じくらい重要なのが、中学受験に関する様々な情報です。

ネットが発達している現在、情報は手に入りやすいのですが、その質が玉石混交です。

質の良くない情報に惑わされないようにするためには、以下の一次情報を「自分の目で確かめた上で」信憑性が高いと思われる情報や情報源を取捨選択していくと良いと思います。

学校の公式サイト・学校案内

学校の過去問題

なお、情報収集に使える手段については以下の記事で具体的に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

塾なし中学受験で中学入試の情報収集をする方法まとめ

集める必要がある情報

具体的には、以下のような情報を把握しておく必要があります。

中学受験で必要な学力について

受験する学校の情報・出題傾向

模試などの情報

中学受験で必要な学力

中学受験で必要になる学力がイメージできない場合は、まずは色々な学校の過去問題を見てみることをおすすめします。

過去問を見ると学校のレベルや勉強方法などについての疑問点が湧いてくるはずなので、疑問に感じた事から調べていくと学力面以外の知識も増えていきます。

過去問もたくさん取り寄せると結構な出費になってしまうので、四谷大塚のサイトで会員登録をすると使える「中学入試過去問データベース」をぜひ利用してみてください。

無料で450校分の過去問題を見ることができます。

受験する学校の情報

受験する学校の情報に関しては、特に以下のような点が気になるのではないでしょうか?

進学実績

教育方針

立地

入試情報

校風・学校の様子

上記のような情報については、募集要項や学校の公式サイト、学校主催のイベントに参加することで得ることができます。

募集要項

募集要項には出願方法や試験日、入試科目に始まり指定の筆記用具や面接の有無まで受験に直結する情報が記載されています。

いわゆる新タイプ型の入試方法が実施されている場合も募集要項に記載があるので、早めに目を通しておくと準備をすることができます。

習い事などで中学受験の勉強をする時間が限られるような場合、1教科や2教科、または自己アピール入試といった入試方法で受けられる学校を選択するのもありだと思います。

こもんがも、中学受験の勉強とは別に英検などにチャレンジしていたこともあり、英語入試で受験した学校もありました。

中学受験で英語入試を受ける利点と実施校一覧の探し方【体験談】

学校主催のイベント

学校主催のイベントに参加すると募集要項にあるようないわゆる情報だけでなく、以下のようなこともわかります。

教職員や生徒の様子。

教職員と生徒達の距離感。

建物や敷地の様子と安全管理体制など。

学校周辺の様子。

ままんがも何校か訪問しましたが、いわゆる校風って学校によって全然違います。

志望校のイベントはもちろんですが、興味がある学校についても時間が許す限り参加しておくと、比較検討できる材料が増えるのでおすすめです。

志望校の出題傾向についての情報

志望校になりそうな学校については、なるべく早いうちに出題傾向を把握しておき、学習の取りこぼしを防ぎます。

学校によって例えば算数であれば記述問題や図形問題が多かったり、国語であれば毎年必ず引っかけ問題を出題していたりとそれぞれ個性があります。

こういった情報は、過去問題を見れば一目瞭然なので、親御さんがリサーチしておきます。

ままんが
ままんが

偏差値が高いと言われているような学校ほど出題内容の個性が強い印象で、しっかりと対策することが必要だと感じました。

ほかにも、毎年3月ごろに開催される大手塾の入試報告会に参加すると、難関校を中心とした年度毎の入試問題の分析結果を知ることができるので、参加してみても良いと思います。

【情報戦】大手塾の中学入試報告会の資料を比べてみた【分析】

模試の情報

模試については次章で説明しますが、開催日や申し込みは大手中学受験塾のサイトなどから行うことが可能です。

進学塾の入試報告会でもらえる資料などにも年間の公開テスト予定日の情報があったりするので利用してみてください。

模試を受ける

模試や公開テストについては、四谷大塚や日能研といった大手進学塾では毎月のように行われており、塾に通っていない外部生でもホームページからも申し込むことができます。

塾なし中学受験で模試を受けることは、以下のような利点があります。

自分の立ち位置がわかる。

受験本番につながる経験ができる。

中学受験を目指す子ども達に接することができる。

自分の立ち位置がわかる

塾なし中学受験だと塾みたいにクラス編成があるわけではないので、自分の立ち位置が全くわからないです。

模試を受けると偏差値や全体の順位のほか、同じ志望校を目指している集団中の順位もわかります。

四谷大塚が開催している全国統一小学生テストだと無料で受験できるので、まずは腕試しをしてみても良いと思います。

受験本番につながる経験ができる

初めての環境で大勢の子供たちと一緒に限られた時間内で問題を解くっていうのは、本番にもつながる貴重な経験です。

特に志望校別の模試は、本番と同じような傾向の問題に挑戦することができるのでおすすめです。

こもんが
こもんが

塾の友達とかいなくてちょっと寂しかったな

ままんが
ままんが

そういうことも含めて本番の練習になったかも

中学受験を目指す子ども達と接することができる

塾なし中学受験の場合、塾に通っていないので中学受験を目指す子ども達の集団と接する機会がありません。

模試会場で接する子ども達は基本的に皆中学受験を目指しているため、親子で勉強しているだけでは感じることのできない、リアルな中学受験を感じることができ良い刺激になります。

こもんがは習い事が忙しかったので、3年間を通して3回くらいしか模試を受けることができなかったんですけど、できれば年に3回くらいは受けたかったです。

志望校を決める

志望校を決める時には、以下のような点を総合的に考えて決めます。

子供が行きたがっているか。

教育方針があっているか。

通うのが大変ではないか。

学力が見合っているか。

学費を賄えるか。

学校に求める条件は家庭によって様々だとは思うんですけど、中高の6年間は精神的にも肉体的にも子供から大人に変わる不安定な時期です。

偏差値や進学実績以外の部分もしっかりと考えて、子供にあった志望校を決めるようにします。

ままんが
ままんが

これから中学受験をする場合にはイメージできないかもしれないんですけど、どこの学校でもがんばって入学したのにやめてしまう生徒が一定数います。

なお、志望校選びについては、こもんがが中学に進学してから「こんな事も考えておけばよかった!」と思ったことも交えて以下の記事にまとめてあります。

こもんがの周囲での実体験にも基づいているので、より多くの視点から志望校を選ぶ参考にしてください。

【中学受験】入学後に気づいた志望校選びのポイントをまとめてみた

過去問題に取り組む

過去問題は、受験する学校の出題傾向を把握するためだけではなく、本番の予行練習にもなるので必ず取り組みます。

出題傾向を把握しておく

特に以下の点については対策に時間がかかる場合もあるので、早めに過去問題に目を通しておきます。

出題傾向にクセがある。

苦手な単元が重点的に出題されている。

ちなみに、こもんがの時は5年生の終わりごろまでには受験するかどうかわからない学校の分も含めて、興味がある学校の過去問題を確認しておきました

過去問題に取り組む時期

あまり早い時期に過去問を解いても意味がないだけでなく、貴重な過去問がもったいないです。

具体的には以下のような状態になった時期を目安にすると良いと思います。

少なくとも、基礎が完成している。

できれば、目標としていた実力に達した頃。

こもんがの場合は基礎は6年生の11月ごろから過去問題に取り組みました。

過去問への取り組み方

過去問題への取り組みは、本番の予行練習ができる貴重な時間です。

ただ問題を解くのではなく可能な限り本番と同じ条件で過去問に取り組むと、起こりそうなトラブルへの対応なども考えておくことができます。

例えばこもんがの場合は、土日や休日を使い以下のような形で過去問に取り組みました。

試験当日と全く同じ時間帯、同じ時間割で解く。

試験当日に使う予定の文房具を使う。

試験当日に着る予定の服を着て解く。(一度のみ)

本命校の過去問については出題傾向が似ている同じようなレベルの学校の過去問題を利用し、四教科分を通して解くことに少し慣れてから取り組みました。

また、過去問を解くようになった頃は、平日に間違った問題の学習を補っていました。

出願をする

受験する学校が決まったら、願書の入手と出願をする必要があります。

出願時に必要になる書類や、受付の方法は学校によってさまざまです。

願書の入手

願書の入手については、ほとんどの場合郵送や学校説明会などで手に入れることができるほか、インターネット上で出願までできる学校があります。

出願について

自己推薦や専願受験の場合は出願時期が一般入試よりも早めの場合が多いですが、大体12月ごろから願書の受付が始まります。

出願書類に記入する内容は、受験者の氏名と生年月日程度の最低限の情報で受け付ける学校もあれば、家族構成や親の最終学歴まで記入をする必要があるなど学校によっていろいろです。

また、出願時に調査書の提出が必要になる学校を受験する場合、小学校の担任の先生に調査書の作成をお願いする必要があります。

この時に、「明日までに調査書作ってください!」みたいな話を持っていくと先生も大変なので、中学受験をする予定であることをあらかじめ伝えておくと良いです。

ままんが
ままんが

ままんがの場合は、1学期の個人面談の時に、中学受験をする予定なので調査書の作成をお願いすることになると担任の先生に伝えておきました。

そして、10月の終わりごろに願書の提出期限を伝えた上で、調査書の作成はいつ頃までにお願いすれば良いかを担任の先生に確認した後、 依頼するといった流れでした。

調査書の作成にかかった時間は1週間くらいでした。

上記の流れをまとめると以下のようになります。

6年生の1学期
個人面談などで担任の先生に中学受験をする予定であると伝える。
6年生の10月ごろ
願書の提出期限と合わせていつ頃調査書作成を依頼すれば良いかを担任に問い合わせる。
6年生の11月下旬
調査書を受け取る。

受験直前期の過ごし方

冬休みごろから受験当日までの受験直前期ついてですが、以下の点に気をつけます。

【生活面】体調管理に気をつける。

風邪をひかない。

寝不足にならない。

【学習面】本番で点数を取ることを意識した学習をする。

難問への挑戦よりも、捨て問を見極める練習。

各単元のポイント的な問題を復習。

学校を休んで勉強するかどうか

受験直前期に学校を休むことによるメリットとデメリットは以下のようになります。

【学校を休むメリット】

インフルエンザが流行る時期なので体調管理の面で安心。

最後の追い込みをかけられる。

【学校を休むデメリット】

ずっと家で勉強することがストレスになる場合がある。

残り少ない小学校生活を楽しむことができない。

家庭ごとの価値観や子供の性格によって選択肢は変わるので、親子でどうするか話し合ってみることをおすすめします。

こもんがは、残り少ない小学校生活を楽しみたいということで普通に登校していましたが、一番大切なのは「自分達が納得できるかどうか」なので、周りを気にせず自分達の考えにあった選択をすると後悔もしないと思います。

受験日当日について

入試当日は、今までの努力が実るかどうかの明暗を分ける一番大切な日です。

試験会場となる学校では、通塾組が塾の先生から最後のアドバイスをもらっていたり円陣を組んでいたりと独特の雰囲気があります。

一人で乗り込んでいく塾なし組は心の準備をしておき、雰囲気に呑まれないようにします。

受験日当日までに準備しておくことは、一番大切な日ということで別記事にしてあります。

持ち物や交通手段の他にもお弁当や面接がある場合の準備など、親ならではの視点でまとめてあるのでぜひ参考にしてください。

【塾なし中学受験】受験日の当日までに準備することと注意点を親目線でまとめてみた

まとめ

習い事を続けながらの塾なし中学受験を3年間サポートした親としての経験をもとに、塾なし中学受験のやり方をまとめてみました。

こもんがが中学受験をした当時は、中学受験で通塾しないのは無謀といった考えが一般的で、まったくと言っていいほど塾なし中学受験の情報はなく、受験生活を送っていた当時は不安で一杯でした。

週5回の習い事と中学受験の両立といった話も聞いたことがなく、自分達のやっていることに懐疑的にならざるを得なく、やや開き直り気味な気持ちでこもんがをサポートしていました。

ところが、蓋を開けてみると塾なしで、しかも習い事優先で勉強をする時間は限られていたにも関わらず、半数弱が旧帝医早慶に進学する学校に合格することができました。

そもそもが中堅校未満を志望校としていたので、正直言ってこの結果は驚きでした。

そして、塾なし中学受験を終えて感じたのは、正しい情報を集めて無駄なくしっかりと勉強すれば、塾あり、塾なしにかかわらず実力はつくということでした。

特に最近では、スタディサプリなどのICT教材が充実してきているだけでなく、わからない問題を質問できるラクモンスナップアスクココナラなどのアプリやサービスも登場しているので、「わからない問題を解決できない」という塾なし中学受験でのデメリットも解消されています。

また、英語入試や二教科入試、または算数のみといった入試方法の他、思考力型や探求型、自己アピール型などのいわゆる新タイプ入試を取り入れる学校も増加していることから、こういった学校を受験する場合には、皆で同じカリキュラムに取り組む集団塾の学習よりも、自分に合った学習内容と手段を選べる塾なし中学受験の方が適しているように思います。

塾なしでも、習い事を続けながらでも、中学受験をあきらめる必要はありません。

中学受験への取り組みは、各家庭や子供に合っていることが一番大事だと思います。

この記事がこもんがと同じように習い事など、子供が大切にしていることを守りつつ中学受験をしたいと願っているどこかの誰かの参考になると嬉しいです。

塾なし中学受験して良かったことをまとめてみた

塾あり?塾なし?迷っている人に読んで欲しい、塾なし中学受験で大変だったこと

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